Negicco全員結婚、古川未鈴妊娠、柏木由紀30歳…“アイドル戦国時代”から10年 多様化するアイドルの“キャリア像”

2021/01/20 07:20 配信

アイドル コラム

Negicco (写真左からKaede、Nao、Megu)2015年ザテレビジョン撮影

AKB48のブレイクをきっかけに巻き起こった“アイドル戦国時代”から約10年。アイドルブームは一段落した感のあるものの、現在の日本のアイドルシーンは止まることなく成熟を遂げ、メジャーアイドルから“地下アイドル”まで、誰一人としてその全体像を把握できないまでに多様化・複雑化・細分化の一途をたどっている。それに伴い、アイドルファンのアイドルに向ける視線や、アイドル自身の“キャリア像”もこの10年間で多様化。その象徴ともいえる出来事が、ここ最近相次いだ現役アイドルの結婚発表だ。

Negicco、全員結婚で示した新たなアイドル像


ご当地アイドルの先駆者として知られる、新潟県を拠点に活動するアイドルグループ・Negiccoのリーダー・Naoが、2019年にバンド「空想委員会」の岡田典之と結婚を発表。現役アイドルによる異例の結婚発表となり大きくネット上をざわつかせたが、当のファンたちからは祝福のコメントであふれ、好意的に受け入れられる事態となった。

それに続くように、2020年にMeguがドラマーの山下賢と、2021年にはKaedeが学生時代の同級生との結婚を発表し、Negiccoはメンバー全員が既婚のアイドルグループに。結婚後もアイドル活動を続けるという新たなアイドルのキャリア像を指し示す例となった。