伊野尾慧ときゃりーぱみゅぱみゅがアフレコに挑戦!子どもたちの“ココロの声”に耳を傾ける

2021/01/18 19:52 配信

芸能一般

子どもの相談にのる妖精の声を担当する伊野尾慧ときゃりーぱみゅぱみゅ(C)NHK

伊野尾慧「人との向き合い方を考えるきっかけにもなる」


――今回の二つのテーマについて感じたこと、演じる際に大切にしたことを教えてください。

伊野尾慧:「学校」というコミュ二ティーは、社会に出た後よりもいろいろな人と接する機会が多いと思うんですが、その中で子どもが素直に感じた疑問に対して、自然に、フラットに考えていいんだよと2作とも示しているんです。多様性が問われている時代に、とても素敵だと思いました。

小学生はもちろんですが、大人が見た時、人との向き合い方を考えるきっかけにもなると思うので、大人の皆さんにも見ていただきたいです。

きゃりーぱみゅぱみゅ:自分も学校に通っていた時、特別な学級があることは知っていて、今回描かれているように「少し変わってるな」とか「どうしてなんだろう」と思っていたんです。その疑問に対して、今はこの番組を通して授業の中で学べることがとても大事だと思いますし、私も大人の方にも見ていただきたいなと本当に感じます。

――「u&i」の好きなところはどこですか?

伊野尾:歌!普通に悩みを打ち明けられても聞くことができない子どものために、悩みを歌で表現するというのが本当にすごいと思います。

この番組は短い10分の中で、音楽があり、歌があり、人間だけじゃなく人形もでてきて、僕たちもお芝居という形で参加させていただいていて、本当にいろいろな要素で構成されています。子どもが集中して見られる工夫が大人から見てもワクワクできるところが好きです。

きゃりー:収録する前の打ち合わせの時、その回を担当しているディレクターさんに「今回こういう思いで作っている」「こんな風に演じてほしい」と具体的にお話をいただけるので、ディレクターさんの熱量や一人一人の考えていることが素敵だなって、毎回感動しています。

――視聴者へメッセージをお願いします。

伊野尾:先生方、学校の教材でたくさん使ってください!HPでもこれまでの放送を見ることができます。気軽に見られる10分という時間なので大人の皆さんもぜひぜひ見てください。

きゃりー:考えさせられる内容だったり、中には少し重い題材のお話もあったりするんですが、シッチャカとメッチャカのコミカルな掛け合いだったり、(対話劇に登場する)アイちゃんとユウちゃんの子どもならではの悩みや会話でほっこり見られるので、ポップな気持ちで見ていただけると思います。先生にもお子さんにもいろいろな皆さんに見ていただきたいと思います。