学園七不思議の1つ、“トイレの花子さん”こと“トイレの花子くん”を呼び出したことで、学園の怪異たちが動き出すハートフル便所コメディー漫画「地縛少年花子くん」。原作漫画は14巻まで発行され、2020年1月からはTVアニメが放送された。そんな同作の初舞台化が決定し、2021年1月22日(金)より順次、東京・大阪で上演される。
主人公の花子くんを演じるのは、「舞台『刀剣乱舞』」や「白雪とオオカミくんには騙されない」などに出演の小西詠斗。また、生徒たちを見守る教師であり、七不思議の1人でもある土籠(つちごもり)を、「おそ松さん on STAGE ~SIX MEN'S SHOW TIME~」などに出演の安里勇哉が演じる。
今回は、初共演だという2人にインタビュー取材を実施。和やかな雰囲気のもと、上演へ向けた意気込みや“怖いもの”などについて語ってもらった。
――お2人が演じるキャラクターは、どんなキャラクターですか?
小西:花子くんは初めて見たときはかわいいキャラクターだなと思ったんですけど、だんだんギャップが見えてきて。それが人気の秘密なのかな、演じる上でも大事にしたいなと思い始めました。いたずらっ子でかわいい普段の姿と、ヤシロを守って闘う姿のギャップがかっこいいキャラクターです!
安里:僕が演じる土籠は源光の担任の先生でもあり、七不思議の中の住人でもありと謎が多いキャラクターです。ですが、花子くんの過去も知っているようで、ずっと傍にいた感じはありますよね。過去と未来が分かるという噂の持ち主でもありますが、それだけではなく、花子くんたちを優しいまなざしで見守ってきた大人という感じです。
――「地縛少年花子くん」という作品の魅力は何だと思いますか?
小西:誰もが知っている“花子さん”がモチーフになっていて親しみやすいですし、妖怪や幽霊のイメージをいい意味で変えてくれる作品だと思います。学生と怪異たちが醸し出す独特の世界観がありますし、話が進んでいくうちに明かされる秘密もあって。展開も面白いんです。
安里:当たり前の日常や人間模様…怪異模様もありつつ、寂しさや切なさもありますよね。ただ「かわいい」「かっこいい」だけではなく、心にほろっと来るような作品だと思います。
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