この台本を読んだ時、(ハルコさんが)こんな上目線でいいのかなと思いましたが、そこがこの脚本家の先生のエンターテインメントというか。心の声でいづみ(松本まりか)が全部拾っていて「あらコレ打算?」とかツッコミがすがすがしくて。一気に読めて「これって漫才!?」みたいな感じで、すごく面白かったです。
名古屋名物といえば「ういろう」なんですけれども、私が演じるのは四代続いていて後継ぎ問題を抱えるういろう屋。ハルコさんに頼んだらよい方向に行くだろうと、心の中でハルコさんを信頼しているおじさんです。大地さんとドラマで共演したのは今回初めてです。この本における、あんな面白い大地さんを見たら、すごく新鮮で「え!こんなコメディエンヌかしら!?」って思うんじゃないかな。
このドラマは、名古屋弁満載!僕にとっては、蘇る名古屋!もう45年も名古屋離れているわけですけど、やっぱり流れているものの中に、どうしても名古屋人を拭い去ることはできないということを自分で感じました。
ぜひ皆さんも、名古屋だけにかかわらず、遠くの人が見ても、方言の面白さ、方言が持っている力強さ、そういうものを感じていただけたらいいなと思います。大地さんの豪快な演技と豪快な方言も見どころです!豪快なコメディエンヌの姿を是非ご覧いただけたらうれしいですし、見た方もきっとうれしい気持ちになるはずです!
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