松本人志が出演するソフトバンクのテレビCMシリーズ「学割 HERO’S」の新作が、2021年1月22日(金)から全国で放映を開始。今作では松本が「親子の役に立つヒーロー」となり、寺田心演じるヤンキー学生が小池栄子演じる母親に親孝行する場面を応援している。今春中学生となる寺田はリーゼント頭や、眉間にしわを寄せてにらみをきかせる演技など意外な姿を披露したが、共演者には相変わらずの丁寧な振る舞いを見せていた。
松本と白戸家のお父さんが学校の屋上に立って街を見渡していると、大きな学ランにリーゼントと昭和のヤンキーのような学生(寺田)が家出をしようとしている様子。慌てる母親(小池)の姿を見た松本は、学生の荷物と家のゴミを取り換え、学生の“ゴミ出し”を応援。学生は思わぬ形で親孝行をすることに。
また別のシーンでは、松本が隣の中学校の生徒と一触即発になっている学生を発見。大急ぎで母親をその場に連れてくる。次の場面では学生が「オラオラオラオラ!」とすごい勢いで拳を叩きつけ、ついにけんかと思われたが、実は叩いていたのは母親の肩。「親子の役に立つヒーロー」のおかげで、母親は息子に“肩叩き”をしてもらったのだった。
このCMで初のヤンキー演技に挑戦し、リーゼント頭も披露した寺田。共演の小池に挨拶をした際には、小池が「(髪型)すごいね」と声を掛けると、「これはカツラをつけていて…」と一生懸命に説明を始め、小池の顔をほころばせていた。
コンビニでヤンキー座りのままペロペロキャンディーをなめるシーンでは、「かっこつけている感じで」とスタッフから指示が入る。寺田が眉間にしわを寄せてにらみをきかせると、いつもの朗らかな姿とのギャップに現場のスタッフも「かわいい!」と笑顔に。
また、撮影の合間には、一緒ににらみ合う演技をした共演者の男の子に「(ヤンキー座りで)膝痛くないですか?」と声を掛けたり、「僕は小6です! 中学生ですか?」と年齢を聞いたり、ヤンキー姿でもいつも通り丁寧な口調と振る舞いを見せる寺田だった。