亀梨和也は「身体の使い方がキレイ」アクションシーン舞台裏を明かす<レッドアイズ>

2021/01/20 05:00 配信

ドラマ

亀梨和也主演「レッドアイズ 監視捜査班」のアクション監督・下村勇二が、アクションの見どころや亀梨の動きについて語った(C)NTV

1月23日(土)スタートの亀梨和也主演ドラマ「レッドアイズ 監視捜査班」(毎週土曜夜10:00-10:54、日本テレビ系)。本作でアクション監督を務める下村勇二が、本作のアクションの見どころや、亀梨の“アクションシーンへの取り組み方”などについてコメント。亀梨の覚えの早さや動きに驚いたことを明かし、「早く覚えるだけではなくて、動きがきれい」と話した。

本作は、愛する人の命を奪われた元刑事と、天才的な頭脳を持った元犯罪者たちが、国内に500万台あるといわれる監視カメラを駆使した科学捜査によって凶悪な連続殺人鬼に迫る、スリリングなサイバークライムサスペンス。

アクション指導に加え、編集から効果音までを担当する下村は、アクションシーンについて、「実は動いてないところもすごく重要」だと言い、「キャラクターを理解しながら、日常の動きの中にアクションシーンを作っていくと、より世界観が広がってアクションに説得力が出ます。そのためにはやっぱり、“アクションをしていないところ”がすごく重要です。動いていない瞬間も大事にしています」と、キャラクターの個性を生かした演出について明かした。

亀梨和也の“きれいなアクション”に感心「身体の使い方がキレイ」

また、亀梨については、「まず、アクションを覚える感覚が凄いと思いました。僕たちがアクションの動きを見本でやるのを見て、大体、1〜2回で動きを覚えてしまうんですよ。僕自身もまだ覚えきっていないのに(笑)。お仕事でダンスをされている感覚と同じなんでしょうか。そして、早く覚えるだけではなくて、動きがきれいですよね」とコメント。

続けて「身体の使い方がキレイ…あと、躍動感ですね。ちゃんと格闘技をやっている体の使い方もされていて、蹴りもしっかりと腰が入っていて、すごくアクションに向いている動きなんです」と分析し、「このパンチで人は飛ばないだろうとか、この蹴りで人は倒れないだろうっていう嘘をなくすための身体の使い方がある。それができないとただの形や段取りに見えてしまう。そういう意味でも亀梨さんは、説得力のある動きをされるので、やっぱりうまいなと感じました」と絶賛した。

なお、本作のアクションシーンの見どころについて、第1話のラストシーンをあげ、「現場にいた僕が見ていても良いシーンだと思いました。狭い空間での撮影で、雑物も多く位置関係や動きの幅などに制限もありアクションをするのは難しかったと思います。その中で、ただ容疑者を拘束するアクションだけでなく、どこで伏見(亀梨)の感情のスイッチが入るのか、どこで理性を失う瞬間があるのか?監督と打ち合わせをしながら、こだわって撮影しました」と話している。