森七菜、耶雲監督からの賛辞に満面の“スマイル”「ネットの記事にしてください!」

2021/01/21 06:00 配信

映画

笑顔で完成報告に登場した森七菜※ザテレビジョン撮影

初共演の松村の印象について、森は「撮影に入る前は『どんな人なんだろう?』って事前情報を調べていくんですけど、どんな人か分からなくて(笑)」と答えると、松村が思わず「世の中に松村北斗の情報が何もなかったってこと?」とツッコミを入れた。

そして、「クールなイメージを持っていたんですけど、予告でも使われてる両手で手を振るシーンってアドリブですよね? 台本に書かれてないのにパッとやられた瞬間、びっくりして『そういうこともできちゃうんだ!』って思って、よりミステリアスになりました」と撮影中の印象も披露した。

湊の大親友・真樹を演じるのは堀田。森との共演について「楽しかったよねぇ(笑)。以前ご一緒した時は絡むシーンがあまりなかったので、今回、森七菜ちゃんとガッツリお芝居ができるって知って『うれしいな』っていうのと同時に、『なんて心強いんだ』って思いました。

テークを重ねていくごとによりいいものが生まれてくるんです。喋りたい時は喋るし、自分でいたい時は喋らないっていう、本当の親友みたいな感じでした」と笑顔で振り返った。

松村演じる透が“ツンとデレ”、森が地味な湊とギャルメークのJK“みな”という2つのキャラクターを演じているということで、“「表の顔」と「裏の顔」”についてのトークも展開。

森は「表の顔はいつでもスマイルですか。私もシーンによってはめちゃめちゃ無口というか、何も宿ってないようなふうに見られる時があって。(監督の)耶雲さんに演出してもらっている時も、私があまりにも脳みそで考え過ぎていて、たぶん脳みそで返事してたんですよ。『七菜ちゃん、大丈夫?』って言われたことがあって、反省した覚えがあります」と、撮影中のエピソードを交えて答えた。

それを受けて耶雲監督が「今も何言ってるか、分かんなかった(笑)」と返しつつ、「いつもスマイルというイメージで、現場でもそうなんですけど、フッと誰も寄せ付けないオーラを出す瞬間もあって、『今、ちゃんと考えてます!』っていうのを出せるというか、役者として自分がやるべきタイミングをちゃんと作れている人だなって」と役者としての森の魅力を伝えてフォロー。褒められた森は「ネットの記事にしてください!」と満面の笑顔を浮かべた。

湊に思いを寄せる幼なじみ・烏丸役の小関は「“料理好きそう”とか“几帳面そう”とか言っていただくことが多いんですけど、洗濯機を回した後、ビショビショのまま放置しがちです(笑)。ちょっと生臭くする系男子です」と意外な一面を明かすと、松村が「完璧そうに見えたから、(欠点があって)安心した(笑)」とコメント。

堀田は「私、言ったことがないことですけど…。普通、シャワーを浴びる時、前から浴びるじゃないですか。私、反対なんですよ。美容室スタイルを家のシャワーでもやってしまうんです。顔に水がかかるのが嫌なんです。これでも良くなった方で、昔はシャワーキャップを着けて、紙コップを目に当ててました(笑)」と初めて明かすエピソードを披露した。

最後は森が「『ライアー×ライアー』は原作の魅力はもちろん、新しい魅力も存分に出している映画だと思います。皆さん、楽しむ気持ちで気楽に見に来ていただけたら、それをいい意味で裏切るような満足感を得て帰っていただけると思います。ぜひご覧ください」というメッセージを届け、締めくくった。

映画「ライアー×ライアー」は2月19日(金)より全国ロードショー。

◆取材・文・撮影=田中隆信