穏やかで優しい性格でありながら、裏社会に身を置き、いくつもの危ない橋を淡々と渡っていくキダ役に岩田剛典。キダの力を借りながら会社経営者となり、頭脳と情熱で表社会をのし上がっていくマコト役を新田真剣佑。今や若手俳優の中でも傑出した存在感を誇る2人が初共演を果たし、強い絆で結ばれた表裏一体のバディを体現した。また、物語のカギを握る2人のヒロイン役には山田杏奈、中村アン。さらに石丸謙二郎、大友康平、柄本明らベテラン勢が脇をしっかりと固めている。
今回、幼なじみ役で初共演の岩田と新田。撮影期間中には、2人でご飯を食べに行ったり、岩田が新田の友達に電話するなどすっかり意気投合した様子。そんな2人がともに好きなシーンの一つに、作業着姿で働く板金工場のシーンを挙げる。「ビジュアル面でも作業着を着て頭にタオルを巻いてというのは初めてだったので(笑)、やっていて気持ちが乗って楽しかったです。撮影の休憩中には工場の社長役の大友康平さんとまっけんと3人で甲子園の高校野球を見ていました」と岩田が言えば、新田も「確かに気持ちが乗りましたね、僕も楽しかったです。めちゃくちゃ暑かったけど、いろんな出来事やいろんなトリックが関わってくる場所でもあるので、思い出深い大好きな場所です」としみじみ語る。
そして最後に、「今、置かれている環境や立場によってどういうふうに感じられるかは人それぞれだと思いますが、この映画を観て自分の大切なものを再確認していただけたらと思います」と岩田、新田は「衝撃的でシリアスなエンディングですが、多くの方に観ていただいて、命の大切さを考える人が少しでも増えてくれればいいなと思います」と自信を持ってPRした。
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