杉野遥亮×渡邊圭祐「笑いをこらえるのが難しかった」<ドラマ「直ちゃんは小学三年生」インタビュー>

2021/01/22 12:00 配信

ドラマ インタビュー

ドラマ「直ちゃんは小学三年生」に出演する杉野遥亮と渡邊圭祐にインタビューを実施!(C)「直ちゃんは小学三年生」製作委員会

杉野遥亮「僕自身も直ちゃんに近い気がする」


――役作りはどのように行いましたか?

杉野:衣装の半ズボンを履いて、長い靴下、キャップをかぶった姿を鏡の前で見ると自然とスイッチが入りました。

渡邊:あと、ランドセルもね。

杉野:そうそう。アイテムがいい意味で分かりやすいから、スイッチの切り替えがやりやすかったです。

渡邊:自分で何か役作りをするというより、アイテムや場の空気感だったり。やっていることが小学生だったので、そこは特に気にせず、楽しく演じることを心掛けましたね。

――ランドセルや半ズボンなど衣装はいかがでしたか?

杉野:僕の場合は衣装合わせで最初に着たのが半ズボンの姿で、その瞬間に“これだ!”と思いましたね。ランドセルも初めて聞いた段階では“ランドセルかー!”っていう気持ちだったんです。

でも、衣装合わせの時にランドセルを背負うとしっくりきたというか。いつの間にか当たり前になっていました。ランドセルってこんなに小さかったっけと思わなかった?

渡邊:小学生の時はめちゃくちゃ大きかったもんね。でも、抵抗とかは一切なかったです。

――演じた役の魅力についてお聞かせください。

渡邊:小学生って僕たちが思っている以上に大人だと思うんですが、感情の流れなど読めない部分があるんですよね。整合性が付かないみたいな。

そういったところで、きんべはバランスが取れる人間だと思います。でも、その中でも子どもな部分があって、我慢できないことに逆上してしまう。そういうこともあって、子どもなんだけど、一番大人に近い真面目な感覚を持った小学三年生だなと思います。

杉野:直ちゃんは普通です。きんべのようにお金持ちでも、てつちんのように貧乏でもないし、山ちょほど「優しさの塊」という感じもなく、その分物事をストレートに自分の目線で受け止めて、自分の言葉で発しているところが魅力ですね。直ちゃんの目線を通して、大人でも"確かにね!"と思うことが出てくるんですよ。それがおもしろいなと。たぶん僕自身も直ちゃんに近い気がします。