――1月8日に20歳になられたばかりですが、どんな20代を送っていきたいですか?
いろいろな人ともっと話してみたいです。コミュニケーション的に、もっと広げたいなと思っています。例えば、10代のときは、打ち上げもすぐ帰らないといけなかったので、時間的に話せなかった人とも、これからはいろいろお話ができたり、聞ける機会が増えるのかなと思っているんです。そこが20歳になって、楽しみにしているところです。お仕事については、20歳になったから役がガラリと変わるわけでもないかもしれませんが、少しずつ社会人の役もやっていけたらいいなと思います。
――社会人なら、どんな職業の役をやりたいですか?
普通のOLさんみたいな役も、やってみたいです!ザ・格好いいと思うのはお医者さんとか、医療系ですかね。たぶんすぐに(仕事が)できるような人の役には、年齢的になれないと思うので、医療系のインターンとか、やってみたいです。
――女性としては、どんな20代になりたい、という希望はありますか?
ちょっとズレてしまうかもしれないんですけど、弟や従姉妹たちにお年玉をあげたいと思ってます(笑)。「いつからあげようかな」とずっと考えていたんですけど、やっぱり20歳の節目かなと思って。「私も大人だぞ!」と、お年玉をあげる計画を立てています(笑)。弟は2個下なので、大して変わらないんですけど、弟が20歳になるまでの2年間は、あげたいです。
――今年は、同時に芸能界デビュー10年も迎えられます。これまでの過去作をご覧になったりもしますか?
あまり自分が出ている作品を観るのが得意ではないんですけど、最近、配信で「この映画、観られるんだ」と偶然、目にすることも多くなりました。そうなると、「懐かしいなあ」って、ちょっと飛ばし飛ばしで観たりもします(笑)。…でも、恥ずかしいから、全然ちゃんとは観られないですね。
――特に「あ、これは恥ずかしいかも」というタイトルはあります?
え~、何ですかね!?中学2年生のときに出演した『12歳。』というドラマかな…。小学生がランドセルを背負って、恋愛しているという内容なんですけど…いろいろな意味で、さすがに観られないです(笑)。
――女優という仕事の面白さについては、どういうときに実感しますか?
今は、本当にすごく楽しい時期です。そうやって「楽しい」と感じるのは、今までやったことがない役ができたり、いろいろなお仕事仲間の人と会って、話せて、「お互い頑張ろう」となったりするからだと思うんです。いろいろな作品と人との出会いが、楽しいスイッチになっているんだと思います。そのモチベーションを保つための努力も必要なので、頑張っていきたいです。
――ありがとうございました。最後に、今年の目標を一言、お願いします。
2021年の目標は、ほどよく休み、働いて、おいしいものを食べて、年末には「やり切った!」と思える、そんな1年にしたいです。
取材・文:赤山恭子
ヘアメイク:菅長ふみ(Lila)
スタイリスト:武久真理江
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