今オフにカブスからパドレスに移籍したメジャーリーグのダルビッシュ有投手が、1月24日放送の「林先生の初耳学」(毎週日曜夜10:00-10:54、TBS系※1月24日は夜10:15-11:09)にリモート出演。林修のインタビューに答え、2020年シーズンの「サイ・ヤング賞を逃したと思った痛恨の瞬間」を初告白した。
ダルビッシュ投手は2020年、8勝3敗で日本人初のリーグ最多勝をマーク。日本人選手がまだ手にしたことのない“サイ・ヤング賞(年間最優秀投手に贈られる賞)”にも次点というところまで迫った。
そんなダルビッシュ投手と何度か一緒に食事をした仲だという林先生。かなりの野球好きで、2020年シーズンのダルビッシュ投手の登板試合をすべて見た上で今回のインタビューに臨んだ。
林先生が「2020年は劇的な進化を遂げた印象があるんですけれども」と水を向けると、ダルビッシュ投手は「2019年の6月中旬ぐらいから自分の中で急に変わり出して、そこからどんどん何でもできるようになって。日々できることだけが増えて、退化していかない感じになったんです。コントロールも良くなったし、変化球でも細かい表現ができるようになったりとか」と語り、林先生を驚かせた。
変化のきっかけは、妻・聖子さんの言葉だった。2016年に元レスリング世界女王の聖子さんと結婚したダルビッシュ投手。しかし、その年を境にメジャーでの成績が大きく下降したという。
「妻に『私の支えが足りないからうまくいってないんじゃないか』と言われて、それで『ヤバい、ちゃんとやらないと』と思い始めて。そこから1週間2週間ぐらいで(変化してきた)」と当時を回想。同時期にピッチングフォームを修正したことにも触れ、「技術的にも精神的にもいいタイミングが来た」と話した。
インタビューでは、“失敗からの教訓”がテーマに。林先生は、2020年シーズン7連勝中だったダルビッシュ投手が2敗目を喫した9月9日(現地時間)のレッズ戦を挙げ、「ムスターカスに投げたあのカーブ。あれだけが…」と言及した。
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