根本氏は大学や会社でも、圧倒的少数の女性としてさまざまな思いを抱えていたという。テレビ朝日に入社してから8年。アメリカのコロンビア大学大学院へ。専攻したのは、少数者中の少数者・難民保護のための国際法だった。さらに現場が見たいとの思いから国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の門をたたく。
世界の紛争地で難民支援に奔走することに。そんな中で、根本氏は国連のケアの届かない場所に目を向けた。そして解決するために独自の方法を編み出していく。紛争が続く現場では、危険な目に合うことも。国連職員が殺され、夜逃げのように現地から去らなければならないこともあったと告白。
そんな中で、気持ちを保つために大切だと感じたのは、歌や笑いの力。それが現在、国連広報センターでSDGsを広める活動に生きているという。さまざまな人気者とのコラボレーションや、企業との提携を生み出した根本氏の思いに迫る。また、SDGsを日々の生活に生かすことで、暮らしが豊かになるというアイデアの数々も紹介していく。
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