2月26日(金)公開の映画「MISS ミス・フランスになりたい!」の場面写真が解禁された。
主人公・アレックスを演じるのは、フランスでユニセックスモデルとして活躍中のアレクサンドル・ヴェテール。アレックスが、男性であることを隠しながら幼いころからの夢だったミスコンに挑み、自分だけの生き方や価値観を見つけていく姿を描く。
今回公開されたのは、美しい脚線美を披露する姿や、コンテスト用の華やかなドレスをフィッティングするシーン、カジュアルなファッションで友人とリラックスしている場面など、いずれも性別を超えた魅力あふれる“アレックスの個性と美しさ”を切り取ったカットとなっている。
「美しい」と評される自身の外見についてヴェテールは、「私は、自分のことを美しいと思ったことは一度もありません。 どう言葉にしたらいいか分かりませんが…私は偶然モデルになりましたが、何をするにしても、自分の体験を通してアイデンティティを深めていくというアプローチをしているようなものなのです」とコメント。
また、「自分で考え抜いてアプローチしているので、しっかりとした基盤があります。なので、もしそれが他人に気に入られなくても、また美しいと思われなくても、それはどうでもいいことなんです。確かに、生まれもった顔やルックスはありますが、それを使っているのは“自分”なのです。オリジナリティがなければ、誰の興味も惹かないでしょう。私が興味を持っているのは、いわゆる男性的な美しさではありません。けれどそれを自分のものにしたことによって私の力になりました」と語るなど、ヴェテールにとって、美は個性や強さの源であると明かした。
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