恵比寿マスカッツのユニット対決に決着…優勝は三上悠亜!ATM、紅蠍、MOMOROCKは解散へ

2021/01/27 20:30 配信

音楽

「マスカッツThe NIGHT!~生放送4時間SP~」の模様(C)AbemaTV,Inc.

恵比寿マスカッツの派生ユニット、三上悠亜、ATM、紅蠍、MOMOROCKによる対決が、1月26日放送の「マスカッツThe NIGHT!~生放送4時間SP~」(夜10:00-深夜2:00、ABEMA SPECIAL 2チャンネル)で行われ、2020年秋から始まった“ユニット大戦争”が決着した。優勝し賞金100万円を手にしたのはソロの三上悠亜、優勝できなかった3ユニットはこの日で解散を命じられる結末となった。

4ユニットの個性的なMVによる“ユニット大戦争”

「マスカッツThe NIGHT!~生放送4時間SP~」の模様(C)AbemaTV,Inc.

各ユニットが自身の楽曲のMVを引っ提げての“ユニット大戦争”。この日の生放送内にて、それぞれのMVで一番良かったと思うユニットに視聴者が投票。最も投票数の多かったユニットに優勝賞金100万円が贈られる一方で、最下位のユニットは極寒の川下りを水着で行うという罰ゲームが後日執行される。さらに優勝以外のユニットはこの日で解散することも告げられた。

対決の行方を左右したMVは、各ユニットのメンバーの特徴が存分に生かされた内容だ。

ユニットのうちの1つは三上悠亜のソロ。バラード曲「孤独 -ひとり-」のMVは相模湖での撮影で、しっとりとした風景にたたずむ三上の姿が曲調と合った内容に。

そして、メンバー同士のケンカが多発し、“ユニット大戦争”が勃発するきっかけを作ったプロジェクトともいえるATMは、石岡真衣藤原亜紀乃松岡凛小林ひろみ白藤有華まいてぃ松本ゆんの7人。『咲いても実を結ばない花』という意味を持つ「徒花」(あだばな)というタイトルの代表曲のMVは、メンバーの苦労ぶりを盛り込んだ歌詞とドキュメンタリー性の高い映像に仕上がっていた。

スタイルの良さと赤い衣装と特徴的な紅蠍は、吉澤友貴神崎紗衣宮村ななこ山岸逢花、広瀬りおなの5人で、この日の放送内で広瀬が研究生から正規メンバーになることも発表された。タイ語で“乾杯”という意味を持つ「チョンゲーオ」というタイトルの楽曲とそのMVは、クラブのノリを思わせる中毒性のある曲調で世界観で引き込まれる。

そして、ソーシャルディスタンスを保ちがちなメンバーが集まったMOMOROCKは、桃乃木かな辰巳シーナ如月さやの3人。かわいさとロックを兼ね備えた「PUZZLE」という楽曲で“ユニット大戦争”に参戦することになったが、MVは一度再生するとつい最後まで見てしまうようなテンポの良いストーリー性のある映像になっていた。

生放送での投票スタート直後はATMがリード!

投票開始直後のリードに喜ぶATM・石岡真衣(C)AbemaTV,Inc.

YouTubeでのMV再生数では、ユニット同士で抜きつ抜かれつの混戦模様を見せていた4者。放送時には三上が一歩抜きんでた再生数となっていた。

しかし生放送で投票がスタートした直後、大きくリードする勢いを見せたのはATM。続いて三上、MOMOROCK、紅蠍という順に。

そして番組では対決企画タイムへ突入。対決VTRでは、三上に扮する奈良歩実が登場し謎の“コロナギャグ”を繰り出したり、ユニット同士がお行儀よく(?)アクリル板越しのケンカを行ったり、紅蠍・宮村の一見自然に振る舞いながらの“あざとエロすぎる”大胆衣装で下着が見えてしまっていたりと、ツッコミどころ満載な中、対決の一つとして8年ぶりに行われたかつての名物企画「かわいい甲子園」。

懐かしの名物企画「かわいい甲子園」復活!

「かわいい甲子園」企画の模様(C)AbemaTV,Inc.

メンバーがお題に合った「かわいい一言」をアドリブで披露し、かわいさに応じてホームラン・ヒット・アウトを審判のおぎやはぎ・小木博明がジャッジ。その順位に応じてユニットのMVを流せる尺が決まることに。

お題は「デートに遅刻した時のかわいい一言」「かわいい おやすみなさい の言い方」で、MOMOROCK・桃乃木がフライング気味にアドリブを始めたかわいさで“ヒット”を獲得、さらに新しい生活様式を取り入れたアドリブが評価され“ホームラン”もゲット。続く三上も負けじと、男心をくすぐる一言で“ヒット”。人数の少ないユニットの助っ人として登場したOG・吉沢明歩や麻美ゆまも貫禄の“ホームラン”を見せ、最終結果は、MOMOROCKが1位でMVをフル尺でアピールできることに。続いて2位三上、3位ATM、4位紅蠍という結果に終わった。

優勝は…エース・三上悠亜!

優勝記念として“ほぼ生”で熱唱する三上悠亜(C)AbemaTV,Inc.

そしていよいよMV投票の順位発表へ。企画VTRでの和やかなムードから一転して緊張感が漂った。

最初に発表された3位は、MOMOROCK。リーダーの桃乃木は、最下位と罰ゲームを逃れた嬉しさで一瞬喜ぶ様子も見せるが、その後解散への悔しさもにじませた。

次に発表された2位は、ATM。毎日のようにユニット作戦会議を行ったり、ファンに向けた生配信を連日行ったりと手を尽くしてきたメンバーは落胆の表情に。惜しくも優勝を逃したが、びっくり顔が特徴的な松本が見せたのパンチ力のある泣き顔や、これまで揉めがちだった小林と松岡の“和解ハグ”などが、ファンの心をつかむ印象的な瞬間となった。

優勝者の発表では一度、マスカッツとは関係のないユニット名が告げられるとメンバーたちが美脚を生かしたキレイなズッコケパターンを見せる一幕も。

そして見事優勝に輝いたのは、ソロの三上。協力してくれたファンへ感謝を伝えながら、喜びを爆発。貫禄の歌唱パフォーマンスも行った。

一方で最下位になってしまったのは、紅蠍。残念な結果に終わってしまったが、ビジュアルで映える5人が、後日行われる“極寒”罰ゲームでどんな“映え”を見せてくれるのか期待したいところだ。

この日以降は、三上のみ存続、ATM、紅蠍、MOMOROCKは解散ということになり、各ユニットはその心境をそれぞれSNSで報告。番組での奮闘に加えて、解散の悲しみよりも応援してくれたことへ感謝の気持ちを伝える彼女たちの動画や投稿は、より深くファンの胸に刺さったことだろう。