今大会について増田は「オリンピック代表選手二人ともこの大阪で自信をつけて東京オリンピックに向かいたいと思っているので、速いレース展開になるだろう」と予想する。
また周回コースに変更となったことについて「記録が生まれやすいと思います。理由は3つ。コースが平たんで、風の影響を受けにくい。そしてリズムが作りやすい。日本の選手は周回コースに練習で慣れています。女子の1万メートルレースも400メートルを25周しますし、期待が持てます」とプラスに働くと話し、日本記録の可能性を「70パーセント」と高い期待を寄せる。
前田選手と一山選手については「前田さんは足が長くて細くて美しく、そして根性があるから“ど根性フラミンゴ”というニックネームをつけました。結構本人も気に入ってるみたい」と、「一山さんは走り方が野性的でパワフル。きれいな筋肉がついてサバンナの中にいるヒョウみたい。見とれてしまうような速さがあるので“野性のプリンセス”とつけました」とニックネームを披露した。
また二人の走りについて「身長の高い人は持て余しちゃう動きをする人もたまにいるのですけど、前田さんは自分の長身を生かし切った走りをしてます。一山さんは骨盤が前傾した長い距離を走るうえで理想的なフォーム」と違いを指摘し、市民ランナーにも参考になるのではと語った。
自身の解説の見どころについては「今回は日本記録を破るかどうかというスピードが注目なので、私はじゃまにならないようにしたい。小ネタとか言っている場合じゃないと思うので、もし言うとしたら瞬発力のあるコメントを言います」と予告した。
最後に「世の中のみんなが大変な思いをしている中で、選手たちも自分を高めるために日々努力していて、大会という発表の場で力を出し切ると思います。画面を通じて応援していただくことで、日常の励ましみたいなものに自然になればいいなと思います。走る人も見る人も支える人もみんなが一体となって元気になれば」とメッセージを寄せた。
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