恵比寿マスカッツから、ひときわ貧乏なメンバーを選抜して新曲を提供、自らの手でお金を稼いでもらうという成りあがりプロジェクトとして誕生した新ユニット・ATM。メンバーは、石岡真衣、藤原亜紀乃、松岡凛、小林ひろみ、白藤有華、まいてぃ、松本ゆんの7人。さまざまな試練を乗り越え奮闘したが、生放送でのユニット対決の結果、解散する事になった。そんなメンバーへ、現在の気持ちを聞いた。
7月21日・8月4日の「恵比寿マスカッツ 真夜中の運動会」(毎週火曜夜11:00-11:30、ABEMA SPECIAL 2チャンネル)で行われた「新ユニットメンバー選抜貯金残高総選挙」から始まった同ユニット。プロデュースを手掛けたのは森三中・黒沢かずこ扮する相沢香澄プロデューサー(あいざわ・かすみ)。
通称“ピーヒャラ”と呼ばれる曲をもとにメンバー自身が歌詞や振り付けを作るも、陽気な曲調がユニットイメージに合わない事などから一度白紙に。そんなATMだったが無事に新曲も決定、「徒花」(あだばな)という楽曲タイトルでMV撮影も実施した。
その過程で、三上悠亜のソロ、吉澤友貴を中心とした新ユニット・紅蠍、リーダー・桃乃木かなが率いるMOMOROCKとの“ユニット大戦争”が勃発。1月26日の「マスカッツThe NIGHT!~生放送4時間SP~」(夜10:00-深夜2:00、ABEMA SPECIAL 2チャンネル)で生投票が行われ、決着…優勝を手にしたのはソロの三上悠亜、一方、惜しくも2位となり優勝できなかったATMはこの日で解散を命じられる結末となった。
WEBザテレビジョンでは収録現場などに潜入し、ATMの成長の過程を放送と連動しながら、その舞台裏も合わせてリポートしてきた。本記事はその最終回として、各メンバーにこれまでの活動を振り返ってもらい、今の率直な気持ちを聞いた。
番組ではメンバー同士の衝突が取り上げられる事も多く、MVにもその様子が取り入れられた。『咲いても実を結ばない花』という意味を持つ「徒花」(あだばな)がタイトルとなった代表曲のMVは、メンバーの苦労ぶりを盛り込んだ歌詞とドキュメンタリー性の高い映像に仕上がっており、衝突後の認め合う場面や等身大の彼女たちの姿にはグッとくるものがあった。
そんなATMは少しでも自分たちや楽曲を知ってもらいMVを見てもらおうと、ユニット独自のTwitterアカウントを開設して各メンバーがツイートしたり、また対決に備えてInstagramでリレー生配信を行ったりと奮闘したが、“ユニット大戦争”では惜しくも2位に。放送後には各メンバーが2位という結果についてSNSなどで思いを明かしていたが、約半年という長い期間費やした末に解散に至ってしまったATMでの活動を通して、彼女たちが得たものとは――。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)