毎週土曜夜7:00より、BS12 トゥエルビにて放送中の「土曜洋画劇場」。1月30日(土)は、ドイツが誇る潜水艦映画の金字塔「U・ボート」を放送。さらに、2月5日(金)からはその続編となるテレビドラマ「Uボート ザ・シリーズ 深海の狼」がスタートする。
1981年にドイツで公開され、その後世界中で大ヒットを記録した映画「U・ボート」。第二次世界大戦時に大西洋を席巻したドイツの潜水艦「Uボート」を舞台に、閉所での極限状態に置かれた兵士たちの姿を生々しく描いた本作は、アカデミー賞で6部門にノミネートされるなど、戦争映画の傑作として名高い作品だ。
監督は、本作でハリウッド進出を果たし、後に数多くのヒット作を手掛けたウォルフガング・ペーターゼン。2か月に及ぶ過酷な航海を描く本作をリアルなものにするため、監督は出演者たちにヒゲを剃ることを禁じ、太陽にあたることさえ禁じたという逸話も。その甲斐あって、登場人物の表情はまさしくリアルなものとなっている。
そんな名作の続編として2018年に制作されたのが、テレビドラマ「Uボート ザ・シリーズ 深海の狼」。第2次世界大戦中、「Uボート」は戦闘が過酷さを増し、若い乗組員が閉ざされた深海で悪戦苦闘していた。一方、陸上ではUボートの港で“レジスタンス”が立ち上がる。深海と地上、二つの世界を緊張感たっぷりに並行して描写していく。
総製作費は約35億円、ドイツをはじめフランス、マルタ、チェコでの大規模ロケを敢行した超大作で、第25回上海テレビ祭では「最優秀外国TV映画/ミニシリーズ賞」を受賞したほか、各国で数多くのテレビ映画賞を受賞。世界100ヵ国以上で放送が決定している。圧巻のスケールで描かれる戦争ドラマを、映画とドラマでぜひ堪能しよう。
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