極狭の深海で巻き起こるにおい立つほどの人間模様! 潜水艦映画の傑作「U・ボート」&続編ドラマ「Uボート ザ・シリーズ 深海の狼」がBS12にて一挙放送

2021/01/30 07:00 配信

ドラマ 映画

映画「U・ボート」あらすじ

極狭な潜水艦内で男たちが繰り広げるサバイバル劇は、こちらまで息苦しさを感じるリアリティー!(C)1981 Barvaria Film GmbH, (C)1996 Barvaria Film GmbH


1941年、ナチス占領下の港町。街の酒場はドイツ軍の兵士たちで賑わっていた。その中に、陸で最後の夜を楽しむUボートの乗組員たちの姿があった。他のドイツ兵士がヒトラーに乾杯しはやし立てる中、「戦争に栄光などなく、生存あるのみ」と知る彼らは“愛国主義”や“祖国”など信じてはいなかった。

やがて1隻のUボート“U96”が出航する。彼らに与えられた任務は、大西洋を航行する連合国護送船団への攻撃であった。だが、荒れ狂う北大西洋での孤独な索敵行、ようやく発見した敵船団への攻撃と戦果、海中で息を潜めながら聞く敵駆逐艦のソナー音と爆雷の恐怖などが、若い兵士たちを疲弊させていく…。

ドラマ「Uボート ザ・シリーズ 深海の狼」あらすじ

ドラマ「Uボート ザ・シリーズ 深海の狼」より(C)BAVARIA FICTION. ALL RIGHTS RESERVED.


1942年、ドイツ軍に占領されたフランスの港町ラ・ロシェル。ドイツ海軍史上に名を残す英雄の息子・ホフマン海軍大尉(リック・オコン)は、Uボート“U612”の艦長に昇進し、初めての出撃を迎える。だが、ホフマンは周囲から「親の七光りで昇進した」と見下されていると感じ苦悩していた。

そんな“U612”に急きょ通信兵として乗り込むことになった青年・フランク(レオナルド・シャイヒャー)は、ドイツ秘密国家警察の通訳になった姉・シモーヌ(ビッキー・クリープス)に、ある取引の代理を頼み封筒を渡す。中に入っていたのは回路図で、取引相手はドイツに抵抗する“レジスタンス”だった…。