――ディジェとセルガのペアは、仲良くスキンケアをしていましたね。
ゆうたろう:はい。そのシーンは、台本だとト書きに“点描で”としか書かれていなかったんですよ。なので、何をどうするとかは、結構その場で決めたよね?
板垣:うん。現場に行ったらスキンケアのセットが用意されていて。
ゆうたろう:で、前髪結んで、パジャマ着て、2人でジャレてくださいって言われて(笑)。2人でいろいろ相談しながら撮影したし、結構リアルな空気感になっているので、他のペアのシーンも含めて見どころの一つだと思います。
板垣:あと、個人的には神社まで登ったところが印象に残ってます。
ゆうたろう:ああ〜! あそこ!!
板垣:本編だと全然使われてないんですけど(笑)。
ゆうたろう:そうなんだよね(笑)。ディジェとセルガの過去の回想シーンで山に登る撮影があったんですけど、その山に登るのが大変で。
板垣:ちゃんと登って、ちゃんと撮ったんだよね。
ゆうたろう:僕ら運動もできないし、登山とかもできない2人なのに(笑)。すごくいい景色で楽しくもあったんですけど……。それが、映画の中だと「出てきた!」と思ったら「終わった!」みたいな(笑)。
板垣:出てくるのは一瞬なんですけど、一番頑張ったシーンなので見逃さないでほしいです(笑)。
――また、お二人の場合、帽子やメガネなどをリンクさせたファッションもかわいいなと思いました。
ゆうたろう:“ペア感”を大事にしたかったので、ヘアメイクさんや衣装部の方には自分たちのこだわりを伝えさせていただきました。帽子やメガネ、お互いの靴は私物を使ったりしているので、僕らのSNSを見ている方だと気付いてもらえるかなって思います。
板垣:髪型も、撮影しているときは2人とも同じくらいの長さで。
ゆうたろう:2人のパーマ感とメガネは、本気で似せたいと思ってたよね。それは大成功だったんじゃないかな。僕も映像を観たとき、一瞬どっちが自分か分からなかったし(笑)。
板垣:迷う人が多いと思います(笑)。
ゆうたろう:あと、ちょっとファッションとは離れちゃいますけど、劇中でラジオの放送のときに2人が必ず言う「こんにちはの方はこんにちは、こんばんはの方はこんばんは」っていう挨拶も、2人のペア感やキャッチーさがすごく出てるのかなって。
板垣:何回も言いましたね(笑)。
ゆうたろう:僕たちも気に入っているシーンなので、そこも注目してもらいたいです。
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