1981年公開の映画「U・ボート」の続編となるドイツドラマ「Uボート ザ・シリーズ 深海の狼」が、2月5日(金)夜7:00よりBS12 トゥエルビにてスタート。“潜水艦映画の金字塔”と言われる映画版を上回る圧倒的なスケールで、第二次世界大戦下で奮闘したドイツ軍兵士やレジスタンスの姿を描いていく。
1982年の米・アカデミー賞で6部門にノミネートされるなど、潜水艦内の様子を生々しく描写し世界的な評価を獲得した映画「U・ボート」。その数年後には、映画版にシーンを大幅に加えたドラマ版も各国で放送され、一時の戦闘だけではない“戦場のリアル”を緻密に描き絶賛された。
そんな歴史的名作の続編である本作は、総製作費約35億円、ドイツをはじめフランス、マルタ、チェコでの大規模ロケを敢行するなど、ドラマとしては異例のスケールで制作された超大作。第25回上海テレビ祭の「最優秀外国TV映画/ミニシリーズ賞」他、各国で数多くのテレビ映画賞を受賞している。
本作の舞台は、映画「U・ボート」の物語の翌年となる1942年。新たに出航するドイツ海軍の潜水艦“U612”が海で繰り広げる死闘と、陸上のフランスでレジスタンスたちがナチス・ドイツに抵抗を繰り広げる姿を並行して描いていく。
映画版同様、深海の密室である“U612”の狭い艦内で乗組員たちが悪戦苦闘する姿をド迫力で描く一方、陸上で多彩な男女が織り成すスリリングな人間関係も緊張感たっぷりに描写。戦時下の様子をより立体的に映し出していく手腕にも注目だ。
第二次世界大戦の最中、新造Uボート「U612」の乗組員フランク(レオナルド・シャイヒャー)は、水中の戦場へと旅立つ。若いクルーたちにとっては初めてのミッションであり、次第にフランクは戦争の恐怖や潜水艦という逃げ場のない閉所での緊張に直面する。
一方、陸上でドイツ海軍の通訳を務めるフランクの姉・シモーヌ(ビッキー・クリープス)は、ドイツ秘密国家警察の捜査官・ゲシュタポ(ハーゲン・フォルスター)の監視下にありながらも、反ドイツのレジスタンスの活動にのめり込んでいく。
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