後半は、観客とつながる「○×(まるばつ)質問」コーナーを展開。「恋人にするならどっち? 冷静沈着なキダ(○)、猪突猛進なマコト(×)」という質問に「×(マコト)」を選んだ松井は「冷静よりは一緒にワイワイできる方が楽しいかなって思いました(笑)。自分で決められないので、決めてほしいですね。引っ張ってってくれる方がいいです」とその理由を答えた。
他にも「ドラマで、キダはミチルのことを好きになっている?」などの質問が投げ掛けられたが、最後に「誰かにバラをサプライズでプレゼントしたことがある?」という質問に、客席の全員が「○」を選んだ。
それを見た岩田は「全員○? すがすがしいぐらい○ですね(笑)。バラってちょっとキザじゃないですか。だから自分はちょっと恥ずかしいかな」と話すが、佐藤監督から「恥ずかしがってる岩ちゃんが見たいよね?」と客席に呼び掛けると会場から拍手が起こり、岩田も笑顔で「じゃあ○!」と答えを変えた。
という流れから、座長として映画とドラマを引っ張ってくれた岩田に感謝の気持ちを込めて108本のバラをサプライズでプレゼント。
松井から花束を受け取った岩田は「すごいズッシリ! 予想以上に重いですよ。すごいなぁ。人生初ですよ。だからみんな○だったんですか」と、サプライズの仕掛けに気付いて思わず笑顔を見せた。
最後は岩田が「数多くのスタッフの皆さんの力を借りながら、一つの作品をお客さんの元に届けるというのは、これだけの人と時間と本当にたくさんいろんなことが積み重なって舞台に立てるんだなっていうのを感じましたし、とても幸せだなとあらためて感じました。
今日も108本の花束を頂いて勇気も頂きました。頭の中を真っ白にして映画館で楽しんでいただきたい作品なので、一人でも多くの方に届くといいなと思っています。感染対策に気を付けて、万全な状態で安全に映画館で、安らぎのひとときを過ごしていただきたいと思います」とメッセージを送り、イベントを締めくくった。
映画「名も無き世界のエンドロール」は全国公開中。dTVドラマ「Re:名も無き世界のエンドロール 〜Half a year later〜」(全3話)は第1話配信中。(毎週金曜に最新エピソード配信)。
◆取材・文・撮影=田中隆信
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