2020年12月、古舘伊知郎による伝説のトークライブ「トーキングブルース」が6年ぶりに復活を果たした。苦渋の無観客を経て開催されたこの有観客ライブの模様を、「古舘伊知郎 トーキングブルース -やっかいな生き物-」と題して2月7日(日)昼3:30よりWOWOWライブにて放送する。
“トークでブルースを奏でる”をコンセプトに、古舘伊知郎がマイクを片手に猛烈な勢いで2時間しゃべり続けるスタイルで人気を博す伝説的トークライブ「トーキングブルース」。1988年から2003年までの16年間毎年開催され、まさに古舘にとってのライフワークとも言えるイベントだ。
1998年には「第7回スポニチ文化芸術大賞優秀賞」を受賞し、同年ニューヨーク公演も実施。“ひとりしゃべりの最高峰”とも称されたイベントはその後休止期間を挟み、2014年、実に11年ぶりとなる復活を果たし大きな話題となった。
2020年には6年ぶりの開催を予定していたが、折からのコロナ禍によって公演が延期となり、8月に苦渋の無観客ライブを実施。そして12月、満を持しての有観客ライブが東京・恵比寿ガーデンプレイス ザ・ガーデンホールで開催された。
過去には「日本史」「シェイクスピア」「お経」「脳」など、さまざまなテーマで古舘自身の生活や生き方をネタにしながら、世の中を自分の鏡に、自分を世の中の鏡として人々の「嘆きの真意」を問い掛けてきた。そんな古舘が今語る悲しみ、嘆き、苦しみとはどのようなものか、ぜひ耳を傾けてみよう。
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