広瀬すず、初共演の宮沢氷魚は「マイナスイオンが出てました(笑)」＜Interview＞

広瀬すずが主演を務める「ドラマWスペシャル あんのリリック-桜木杏、俳句はじめてみました-」(WOWOWプライム)の前編が2月27日(土)、後編が3月6日(土)に放送。「ドラマW」初登場となる広瀬は、俳句、ラップに初挑戦している。

本作は、俳句とさまざまなジャンルのコラボレーションを成功させてきた俳人・堀本裕樹の青春俳句小説「桜木杏、俳句はじめてみました」(幻冬舎文庫)を基に、芸大生リリックライター・桜木杏と、俳人でコピーライターの連城昴が織りなす“言葉”をめぐり、熱く魂がぶつかり合う青春グラフィティー。

広瀬が演じる主人公・杏は芸術大学の学生。人との関わりを苦手とし、下宿の部屋で一人でラップのリリック(歌詞)を考えるのが至福の時間だった。折しも、その才能に気付いた昴(宮沢氷魚)に声を掛けられ、ラップと共通点のある俳句に興味を持ち始める。これまで触れたことのなかった俳句の世界を通じて、新しい自分と出会っていくという役柄となる。

放送を前に、広瀬にインタビューを実施。初挑戦した俳句やラップ、初共演となる宮沢の印象など、さまざまなことを語ってもらった。

模擬句会に参加「私的には100点だったんですけど…」

――俳句に初挑戦されましたが、本作のオファーを受ける前は、俳句にどんなイメージを持っていましたか？

小学生の時だったんですが、あるキャンペーンで俳句を考えて応募することがあって、学校でみんなと考えたりはしていました。正直にいうと、同世代の子たちにはあまり身近ではありませんでした。

――撮影前に模擬句会に参加したそうですね。

一人二つ作ったんですけど、意外と緊張して、句会ってこういう感じなんだなぁって。くせになるゲームのような感覚でドキドキしながら、誰が選ばれるんだろうっていうスリリングな感じもあって、とても楽しめました。

――広瀬さんの俳句の出来栄えは？

私的には100点だったんですけど、意外と不評で…(笑)。最初の5を説明して、次の7を説明してって…説明しないと伝わらなかったみたいです。