「時代だなぁ!」というのが、最初に台本を読んだ時の印象でした。僕が役者を始めた10年前だったら、きっと描かれなかった作品だろうなと思い、すごく興味深かったです。
僕が演じる謙太郎は、もともと洋食屋さんでシェフをしていたのですが、奥さんが漫画家として働いているので、家庭に入って主夫になった人です。
登場人物の中でもわりと主夫歴が長いので、家事にも慣れていますし、子どもがいることもあって、しっかり家庭に入ってなじんでいる人だなと思いました。だからなのか、葛藤している部分も、他の主夫たちとはちょっと種類が違うんです。とにかく心が優しくて、正しい意味で気配りができる人、それが謙太郎の本質だと思いながら、演じています。
パッと見、地球を守れそうな(笑)主夫たちが集まった「主夫メゾン」。忙しい家事の合間や移動中、湯船につかる時間など、皆さんのお好きなタイミングで見てほしいです! 役者としては「集中して見てもらいたい」という思いもあるのですが、一度流し見して、夜にもう一度見てといったように、それぞれの生活スタイルに合った形で見てもらえたらな、と思います。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)