女子中高生の“初恋のバイブル”として人気の、やまもり三香の漫画を映画化した「ひるなかの流星」が3月24日(金)より公開される。田舎育ちでピュアなヒロイン・与謝野すずめを、「俺物語!!」('15年)で注目を集めた永野芽郁が好演。また、彼女が恋する高校教師・獅子尾を三浦翔平、すずめに思いを寄せるクラスメートの馬村を白濱亜嵐が演じる。
原作を忠実に再現した“胸キュン名場面”が満載の映画「ひるなかの流星」キャスト陣によるリレー連載をスタート! 劇中では三角関係になる永野、三浦、白濱の3人や、馬村に思いを寄せるクラス1の美女・ゆゆかを演じる山本舞香が作品への思いや、思い出のシーンを明かします。第1回は、初主演を務めた永野芽郁のソロインタビューをお届け!
――両親の海外赴任により、東京にいる叔父の家に預けられることになった高校生のすずめですが、役どころの印象はいかがでしたか?
最初に台本を読んだときに、すずめは自分に似ているなと思いました。自分の中ではいろいろ考えているんですけど、喜怒哀楽が顔に出にくいから、それが周りに伝わりにくいんですよね。私も周りから『何も考えてないよね』と言われることが多くて。あと、すぐに泣いちゃうところも似ていると思います(笑)。
でもそれがすごくすずめのかわいい部分だなって思ったので。変に落ち込み過ぎずに、変に明るくなり過ぎずに、ということを意識して演じました。
――すずめは道に迷っていたところを助けてくれた獅子尾(三浦)が、転校先の担任教師と知り、彼のことを好きになっていきますが、女子が苦手なはずの同級生・馬村(白濱)から告白されます。永野さんだったらどちらがタイプですか?
撮影中にもよく言っていたのですが、馬村ですね(笑)。
馬村は、みんなの前と自分の前では見せる姿が違うっていうのは特別感があるじゃないですか、やっぱり。自分の前だけで笑ってくれたり、自分の前だけで男の子っぽくなってくれたりっていうのは、すごいかっこいいなって思う。でも先生みたいに大人になるといろんなことがきっとあって、だからいろんなしがらみみたいなものを考えながらもちゃんと最後には気持ちを伝えるっていう人もかっこいいなとも思います。
――三浦翔平さんと白濱亜嵐さんとは初共演ですね。
顔合わせのときに初めてお会いしたのですが、三浦さんはキラキラしていて、本当に芸能人に会っちゃった!みたいな感じでした。白濱さんは、最初は人見知りっぽい印象でした。どういうふうに話して掛けていこうかなって思っていたのですが、全然違って面白い方でしたね(笑)
――現場では、三浦さんが引っ張ってくださったそうですね。
はい。特に、すごく大事な、獅子尾先生との最後のシーンで、周りの音で撮影が中断することが結構多かったんです。またできなかった…ということが続いて、少し集中が切れそうなことがあったのですが、そんなときに監督から「スタート」と声が掛かっても、先生の目を見れば、ちゃんと自分の思いを伝えられるなっていう、受け止めるお芝居をずっとしてくださいました。“ぶつける”よりも“受け止める”方が難しいと思っているので、ずっと受けの姿勢で先生が待っててくれたことがありがたかったですし、だから最後まで自分の感情を伝える大事なシーンを乗り越えられたのかなと思いました。
――最後に、タイトルの“流星”にかけて星に願いたいことはありますか?
もっと英語を学びたいので、いつか海外留学してみたいという思いはあります。兄が英語が得意なので、負けたくないという、ただそれだけなんですけどね(笑)。あとは、英語は今のうちにやった方がいい、というのもよく言われるので。
――英語力がついたらハリウッド映画への挑戦も?
最近、「バイオハザード」にハマったので、アクションをやってみたい思いがありますね。足を大きく開いて、レイザー銃をよけるとか蹴るとか。でも、体が硬くてそんなに開かないですけど(笑)。いつかできるといいなと思ってます。
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