福士誠治が映画初主演を務める映画「ある用務員」の舞台あいさつ2月9日に都内で行われ、福士、前野朋哉、波岡一喜、北代高士、高石あかり、伊澤彩織、阪元裕吾監督が登壇した。
2月5日より東京・シネマート新宿で上映されており、今後全国で順次公開される本作。数多くのバイオレンス映画を手掛ける阪元監督の完全オリジナルで、裏社会を牛耳る総裁の娘・真島唯(芋生)のボディーガードとして訓練を施された殺し屋・深見晃(福士)が、一人の少女を守っていく姿をクライムノワールな世界観で描いている。
福士は「僕の人生で初の主役となった本作は、今日のこの場に立っている昔から知っている方や初共演の方と改めて物作りの楽しさを知った作品です。ぜひ、この面白さを伝えていきたいと思います」とあいさつ。
もっとも凶悪な殺し屋を演じた前野は「(芝居で)拳銃を使うのは初めてでしたが、中学生の頃は治安が悪く、いつも護身用に空気銃を忍ばせていました。今回ようやく撃つことができました(笑)」と思い出話で盛り上げた。
また、高石は「銃を持つことが(芝居で)初めてだったので、格好良く構えたいと思っていましたが、普通の子が殺し屋というキャラクターだったので、そこは安心して挑みました」と、伊澤は「(撮影では)福士さんの締め技が徐々に締まっていき、あと5秒で私は本当に落ちるところでした」と撮影を振り返った。
ほか、北代が「(福士さんと二階から落ちる)ハードなアクション撮影をやらせていただいたのは、(役者として)本当にうれしかったです」とコメント。
波岡は「昔からの俳優仲間の福士さんとこのように舞台あいさつに立っていられるのは本当にうれしいし、今、泣けることもできるくらい感動しています。でも、泣きませんが(笑)」と喜びを明かした。
阪元監督は「4年前に5万円で自主映画を作っていたことを振り返ると、今こうやって壇上にいるのが信じられないです。本当にうれしいです」と感動を伝えていた。
※高石あかりの高は正しくは「はしご高」
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