第2話では、助け出した男が連れ戻されたことを知ったキダ(岩田)が動揺を見せ、黒いうわさが絶えない高級クラブのオーナー・ケイ(金子)の追っ手が迫っていた。ピンチに陥るキダだったが、ミチル(松井)の助けにより難を乗り切るのだった。そこで、キダはミチルの過去を知るが、行き違いによりミチルに突き放されてしまう。
そして第3話。キダと別れたミチルは、夜の街を歩きながらマコト(新田)から言われた「1日あれば世界は変わるから」という言葉を思い出すが、変わらない状況に悔しさをにじませ涙を流す。
一方、一人スナックに残ったキダは、店主の「助けてくれない? の子、誰かに見付けてほしいの。目を見て、声を聞いてもらうだけで人間少し救われた気になるの」と言う言葉に思いを巡らす。
その後、マンションに戻ったキダが、ミチルの家を訪ねるが留守で、部屋に入るなり掛かってきたミチルからの電話に「俺に何かできるかは分からないが話くらいは聞く」と出る。
「じゃあ、話を聞いてもらおうかな、交渉屋」
電話の主はミチルではなくケイだと気付いたキダだったが、ケイは1億円を要求し一方的に電話を切ってしまう。ミチルの安否が分からないなか、焦りだけがキダを襲う。翌日、川畑(柄本明)に接触したキダだったが、はじめは反対されるも追いすがり、根負けした川畑の協力を取り付ける。
1億円の入ったアタッシュケースを持ってアクトレスに乗り込むキダに、ケイはその1億円はミチルを解放する条件ではなく、逃がした男の慰謝料だと言い放つ。
だが、下卑た笑いを漏らす黒服たちがアタッシュケースを改めると、そこには時限爆弾のタイマーらしき物が埋蔵されており、キダはタイマーを冷静に起動させるのだった。
黒服が逃げ出すのを見たキダは、ケイと改めて対峙する。
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