シニアの「働き甲斐」や「収入支援」の実現を目指す、ぐっ!ジョブなビジネスに密着する

2021/02/12 21:28 配信

芸能一般

まだ働きたいおばあちゃんたちのビジネスに迫る(C)TVQ

九州放送(TVQ)で毎週土曜昼に放送されている「ぐっ!ジョブ」。2月13日(土)は、おばあちゃんたちが現役バリバリで働く“食堂プロジェクト”のビジネスに密着する。

福岡県うきは市で、地元の旬野菜や果物を使った郷土料理のランチを振る舞う食堂。厨房を切り盛りするのは、料理や漬物づくりが得意な70歳以上の地元女性たちだ。だご汁、焼き魚など油控えめのメニューが評判となり、多くのメディアにも取り上げられた。「うきは市のばあちゃんたちが、元気で身体は動くが国民年金だけでは生活もままならない状況を解決したかったんです」。そう語るのは、プロジェクトの発起人で地元のWebデザイン事務所を経営する大熊充さん。

大熊さんは2019年食堂の運営会社を設立、クラウドファンディングや寄付で開店資金を調達した。その後、食堂は2020年にオープンしたが新型コロナの度重なる感染拡大で、食堂事業は中断・再開・中断を繰り返している。打開策として始めたのが、地元農家の野菜とおばあちゃんがつくる農産物加工品をセットにしたネット販売だ。これが売れに売れた。大熊さんとばあちゃんたちは、「やれることをやりながら、前に進んでいく」といたって前向きだ。

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