――栄一は、草なぎ剛さん演じる、のちの徳川慶喜と出会うことで、人生が大きく変化していきます。草なぎさんとの撮影について、お聞かせください。
まだ、それほどお話できていない状況なのですが、佇まいや草なぎさんが持っていらっしゃるオーラにはすごいものがあります。
出会いのシーンの撮影では、こちらが一方的に熱量をぶつけるのですが、草なぎさん演じる慶喜の存在感に負けないようにと思い、より熱量が上がりました。
草なぎさんのお陰で、良いシーンになったなという印象です。
これから一緒のシーンがたくさんあると思いますので、お芝居できるのが本当に楽しみです。
――今回の「青天を衝け」は、意外な形で徳川家康が登場する点がユニークだなと感じました。
そうですよね。しかも北大路欣也さんが演じられるんですよね!
過去の大河ドラマを全て見ているわけではありませんが、これまでなかった登場の仕方で、ご覧になる方もウキウキする仕掛けになっているのではないかと思います。
――最後に、ご覧になる皆様にメッセージをお願いします。
今回の大河は“故郷パート”と“江戸パート”に分かれていますが、ここまで明確に2分割で描かれる大河ドラマもなかったのではないかと思います。
しかし、物語の根底にあるものは同じで、二つが繋がった先の展開にはワクワクしていただけるのではないかと思います。
楽しめるポイントがたくさんあると思いますので、ぜひご覧ください。
取材・文=及川静
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