栄一の幼少期を演じたのは、9歳の子役・小林優仁くん。2011年4月25日生まれ、東京都出身。現在9歳で小学校3年生。ハツラツとした演技を見せたが、なんと「青天を衝け」がドラマ初出演作品。オーディションを勝ち抜き、初大河ドラマにして初の“主人公役”を射止めた。
松竹歌舞伎アカデミー子ども歌舞伎スクールの三期生として、4歳から和装での立ち居振る舞い、礼儀作法、日本舞踊、歌舞伎の子役演技などを学んだ。6歳で2017年歌舞伎座七月公演・八月公演に連続出演し市川中車や中村七之助、松本幸四郎(当時は松本染五郎)、尾上菊之助と共演した。
今回、ともに渋沢栄一を演じる吉沢亮は「お手本で、憧れで、大好き」という特別な存在。レギュラー出演するラジオ番組「Space Brothers」(FMとおかまち)では、吉沢について「優しくて、いっぱいお仕事もされていて、有名で」と憧れの眼差しを向ける。
撮影に入る前には、吉沢と同じ殺陣指導の先生について稽古を重ねた。「稽古を見せてもらうと、カッコよくて。吉沢さん、剣道2段で立ち姿がきれいなんですよ。剣道、習いたくなりました」と、おおいに影響を受けた様子。
撮影現場での吉沢の印象について聞かれると「モニターで僕のお芝居の間やクセ、走り方まで真似していただいて。スタッフさんからも、後ろ姿ソックリだね!って驚きの声が上がって。役が成立するためには何でもする…本当にプロって、俳優ってそういうものなんだなって知りました」と興奮気味に話した。
そんな優仁くん、実は趣味・特技が多彩。現代の洋服を着た姿は幼いながら“イケメン”だ。事務所が公表しているプロフィールでは、特技に「歌舞伎・歌・ダンス・ドラム・ピアノ・バスケ・シャドーボクシング・体幹・ストレッチ・サッカー」、趣味に「お城巡り・登山・音楽鑑賞(ライブ通い)」を挙げている。
中でも音楽には高い関心を持ち、ブルーノ・マーズやマライア・キャリー、ザ・ウィークエンド、米津玄師といったビッグアーティストのライブを生で鑑賞。ブルーノ・マーズの「ドラムは踊りたくなるように叩けたらいいね」という言葉に影響を受けてドラムを始めた。
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