大友克洋が手塚治虫の魂に新たな息吹を！　映画「メトロポリス」がBS12にて放送

毎週日曜夜7:00より、BS12 トゥエルビにて放送中の「日曜アニメ劇場」。2月14日(日)は、漫画界の巨匠・手塚治虫が遺した名作を超豪華布陣でアニメ化した映画「メトロポリス」を放送する。

漫画の神様・手塚治虫の同名漫画を映画化した本作は、脚本に「AKIRA アキラ」「スチームボーイ」などで知られる大友克洋、監督に「アレクサンダー戦記」「よなよなペンギン」を手掛けたりんたろうという、日本が誇るトップクリエイターがスタッフに名を連ねたことでも大きな話題に。

手塚が50年以上前にイメージした人類の未来を、当時の最新デジタル技術と蓄積された日本のセルアニメーション技術を駆使して見事に映像化。また、手塚作品の常連キャラクターであるヒゲオヤジやランプなど、懐かしい顔ぶれも登場し、漫画とアニメを愛するすべての人に必見の作品となっている。

また、2021年に満を持して全集が発売されるなど、何かと話題に事欠かない大友が脚本のみで参加している珍しい作品でもある。原作を読んだことがある人もそうでない人も、日本の漫画界の歴史を作った両雄の“コラボ”に注目だ。

映画「メトロポリス」あらすじ

いつとも知れない未来。私立探偵のヒゲオヤジ(CV：富田耕生)とケンイチ少年(CV：小林桂)は、ある事件を追って人間とロボットが共に暮らす超近代的な巨大都市国家「メトロポリス」へやって来る。

二人の目的は、生体を使った人造人間を開発したことで問題となり、国際指名手配になっているロートン博士(CV：滝口順平)の行方を探すことだった。だが、ロートンの秘密研究所が何者かによって放火されてしまう。

ロートン捜索のため現場近くにいたケンイチは、逃げ遅れた不思議な少女・ティマ(CV：井元由香)を救う。記憶を無くしているのか「ワタシハ、ダレ…」そうつぶやくティマ。ロボットと人間の、そしてメトロポリスの運命が自分に託されていることを、ティマはまだ知らなかった…。