2021年にメジャーデビュー20周年を迎えるMCのRYO、ボーカル&MCのRYOJI、MCの大蔵、DJ KOHNOからなるラップグループのケツメイシが、2005年に発表した「さくら」の新ミュージックビデオ「さくら(2021年ver.)」を2月16日に公開した。オリジナル「さくら」のリリースが2005年2月16日ということで、16年の時を経て、新たな作品として生まれ変わったと言える。
本ミュージックビデオは、3月31日(水)発売のベストアルバム『ケツノパラダイス』のために制作されたもので、久間田琳加と伊藤あさひが主演、Yuki Saitoが監督を務めた。高校卒業後、それぞれが夢に向かってひたむきに努力する姿を演じたストーリー仕立ての作品で、ミク(久間田)が地元の高校の同級生という親近感ある女子高校生から、韓国に渡りK-POPスターに成長する一方、リツ(伊藤)は怪我で挫折し夢をあきらめ、やがてパイロットを目指す。そんな二人が、それぞれに抱く葛藤を描いた内容となっている。
さらに、「さくら(2021年ver.)」のショートムービーも制作され、公開が予定されている。監督のYuki Saitoが、楽曲「さくら」の世界観を広げ、ミュージックビデオをより深く楽しめる内容になっている。
僕自身、ケツメイシさんの『ケツノポリス4』のCDを父親が運転する車のなかでずっと聴いていて、今でもこの曲が大好きです。そんな楽曲の世界のなかでリツを演じられたこと、とても光栄でした。
私が演じたミクは、韓国アイドルを目指す女の子です。私自身はダンス経験が0だったので不安でしたが、練習はとても楽しく、そしてハードで難しくて、実際にミクの気持ちに寄りそえた気がします。
大好きなアーティストの大好きな曲を新たな物語としてつむぐことができて、幸せです。桜が舞い散るのを見ると、この曲とともに淡い思い出がフラッシュバックしてきます。あの時に抱いた無垢な気持ちを大切に、夢、青春、恋愛、故郷、家族、ライバル、空、桜と自分の好きなものをストレートに込めました。
伝説的なオリジナルMVをリスペクトしながら、新たな令和版「さくら」をどうぞお楽しみください。みなさまの大切な思い出がヒュルリーラと心に咲くことを願っています。
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