稲垣吾郎が主演を務める舞台「サンソン-ルイ16世の首を刎ねた男-」が2021年4月から開幕する。稲垣が演じるのは、18世紀のフランスに実在した死刑執行人シャルル=アンリ・サンソン。4代目の死刑執行人として激動のフランス革命期を生きた実在の人物だ。演出を白井晃、脚本を中島かずき(劇団☆新感線座付作家)、音楽を三宅純が担当。ルイ16世を中村橋之助が演じるほか、橋本淳、落合モトキ、藤原季節、清水葉月、田山涼成、榎木孝明が出演する。
シャルル=アンリ・サンソンは、代々続く死刑執行人という宿命を背負いながらも「人間の生死を決められるのは神だけではないのか」、「死刑制度はなくさなければならない」と死刑廃止論を唱え、自問自答を続けた。処刑人でもあり医師でもあった彼の、内面にうごめく葛藤を稲垣吾郎が表現する。
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