楽曲で使われている全ての水の音は、「い・ろ・は・す」の水源である(山梨・)白州で録音してきていただいた音を使いました。水が奏でるさまざまな音の表情を、楽しんでください。
水が跳ね上がるようなメロディーを意識して作曲、演奏しました。水の音というのは不思議なもので、季節、場所、条件、そしてもちろん聞く人によってさまざまな印象に姿を変えます。そういった水の気まぐれで蠱惑的(こわくてき)な面を、白州の水音との交わりの中に感じていただければうれしいです。
初めは澄んだピアノフレーズをイメージして、もっと落ち着いた印象のデモをいくつか持っていきましたが、その中でも元気な印象のものが採用されたように思います。その演奏データを原案に、小山田(圭吾=Cornelius)さんには好きにアレンジ、音を追加するなどしていじっていただいて います。
小山田さんはミュージシャンとしても作家としても大変大きな先輩なので、今回胸を借りるつもりで制作しました。大きく引っ張っていただいています。貴重な経験になりました。ありがとうございました。
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