ピアニストの西川悟平が、2月20日(土)放送の「サワコの朝」(毎週土曜朝7:30-8:00、TBS系)に出演。逆境をプラスに変える前向きな生き方を語る。
15歳でピアノを始めた西川は、24歳の時に世界的ピアニストであるデイヴィッド・ブラッドショーに才能を見出され、単独ニューヨークへ。同年、リンカーンセンター・アリスタリーホールで華々しいデビューを飾った。
しかし、そのわずか2年後に西川を襲ったのは、アスリートや作家、楽器演奏者などに多いと言われる脳の病“ジストニア”。
「すごいプレッシャーと練習量で自分で神経を痛めたんだと思う」と話す西川の症状は、普段は思い通りに動く指が鍵盤をたたこうとすると筋肉が硬直するという、ピアニストにとって大変つらいものだった。彼は、この病気のために両手合わせて7本しか指を動かすことができない。
「練習をすればするほど悪くなっていくんです」と言い、「本当に鬱っぽくなった時期がありましたね」と振り返る。「治らない」とすら言われた謎多き病に立ち向かい、“ピアノを弾くこと”を諦めなかった意外な理由を明かす。
また、緊張のあまり一度は出演を断ったというデビュー公演の秘話を披露。とてつもない緊張を一蹴させた巨匠デイヴィッド・ブラッドショーからの“さすがニューヨーク“なアドバイスを語る。
さらに、ニューヨークの自宅で起きた本来なら大惨事のある事件の詳細を告白。西川が「ネタじゃないんです」と語ったその信じがたい事件についても語った。
そしてスタジオでは、ピアノの生演奏を披露。世界中の観客を魅了してきた音色にサワコの目から涙が。人生を変えるオファーを受け、老舗和菓子店の店員からピアニストへと転身した西川の軌跡をたどりながら、“逆境をプラスに変える”超ポジティブな生き方に迫る。
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