トキヲイキル・大庭彩歌、積年の夢だったソロライブは“最後の出発”「これがラストチャンスだという気持ち」

2021/02/22 18:00 配信

音楽

2月27日(土)にソロファーストワンマンライブ「Final departure」を福岡・DRUM Be-1で開催するトキヲイキルの大庭彩歌画像提供/ジョブ・ネット

九州を拠点に、演劇やライブを中心とした活動を行なっているガールズエンターテインメントユニット“トキヲイキル”。2021年から新体制となり、メンバー個々の活動も本格化している。メンバーのひとり、大庭彩歌は幼い頃からの夢だったソロアーティストとしての活動を開始。2月27日(土)にはソロとしてのファーストワンマンライブ「Final departure」を福岡・DRUM Be-1で開催する。今回のインタビューではソロ活動にかける思い、ワンマンライブへの意気込みなどを語ってもらった。

――トキヲイキルのメンバーとして活動されていますが、その前も九州拠点のアイドルグループ“LinQ(リンク)”で活動されていたので、活動歴は長いんですよね。

LinQで5年半、トキヲイキルで3年半なので、もう9年活動していることになります。

――トキヲイキルはどんなユニットですか?

舞台を中心にライブなども活動しているガールズエンターテインメントユニットです。舞台を中心とした女の子のグループってあまりいないと思うんです。メンバーも個性的な子が多くて、プロレスをやっているメンバー(伊藤麻希)がいたり、福岡の朝の情報番組でニュースを読んでいるメンバー(原直子)がいたり、活動の幅がすごく広いです。

――2021年からはそんなメンバーそれぞれの個性を生かしてソロ活動を本格的に行うということですが、大庭さんはソロアーティストとしての活動を。

はい。去年、「私たちは来年、個々での活動をやっていきます」って発表して、一人ずつその内容をファンの方に伝えたんですけど、私の“ソロアーティスト”というのが一番意外だったみたいです。私が歌が好きというのはファンの人たちも知ってくれてましたけど、まさか本当にソロで歌をやっていくとは思ってなかったみたいで。活動は長いんですけど、去年の5月に30歳になりましたし、この年齢で今からソロをやっていくということに驚いていました(笑)。

――でも、長年の夢が叶ったわけですよね。

そうなんです。グループやユニットとして歌ったりしてきましたけど、保育園に行ってる頃からの夢が“ひとりで歌う”ということだったので、いつか出来たらいいなという気持ちはずっと持っていました。プロデューサーさんから話を聞いた時、「ついに夢が叶うんだな」ってうれしく思いましたけど、これまでいつも周りに誰かがいたので、「ひとりで大丈夫かな?」という不安も少しありました。でも、せっかくいただいたチャンスなので、これがラストチャンスだという気持ちで頑張ろう!って覚悟を決めました。