2月21日(日)に放送される「情熱大陸」(毎週日曜夜11:00-11:30、TBS系)に、動物カメラマンの上田大作氏が登場する。
年間250日以上、北海道を車で移動しながら野生動物を撮り続ける上田氏は、徹底的に現場に張り付く撮影スタイルを主としているため、その地の天候や風を常に感じられるようにと車で寝泊まりしている。
朝日が昇る前から森の中に入り、動物散策を始める上田氏だが、撮影に当たり大事なことは“想像力”と話す。動物の生態やこれまでの経験を踏まえ食痕や足跡、動物の鳴き声など数少ないヒントを察知し、五感を研ぎ澄ませて至極の瞬間をカメラに収めていく。
27歳の時、勤めていた会社を退職し、北海道で撮影を始めて今年で14年目。これまでにヒグマ、キタキツネ、エゾシカ、モモンガ、オオワシ、シマフクロウなどの野生動物の撮影を行ってきた。
今年はアメリカの国鳥として知られるハクトウワシ1羽が根室市の温根沼(おんねとう)に現れた。ハクトウワシは去年、日本本土で初確認されたばかり。番組では、大空に舞うハクトウワシの姿を捉えるため、孤軍奮闘する上田の姿を追い掛けた。
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