――収録を終えた感想をお願いします。
三戸:自分も昔は熱い青春を送っていたなぁと思い出し、胸が熱くなりました。若い子たちのパワーをもらって心が浄化され、スッキリしました。
ヒャダイン:番組のオファーがある前は、恥ずかしながら“スニーカーエイジ”という軽音の甲子園があるということをほとんど知らなくて、こんなに熱いことになっているんだと知ってびっくりしました。
――彼らの青春を見て、もし自分が学生時代に戻ったらどんな音楽をやりたいですか? 具体的なイメージがあれば教えてください。
三戸:今回見ていて、めっちゃ格好良いと思ったのはドラム。全身で音楽を表現していて、私もやってみたいと思いました。パンクロックのドラムとかやってみたいですね。全身を使って激しく、体力を消耗したい(笑)。
ヒャダイン:印象に残ったのは京都のコンガという曲をやっているところで、そういう奇のてらい方もありかなと思いました。あえて、ちょっとおっさん臭いヒューマンバンドみたいなものやりたいです。シャカタクのカバーとか。
あとは、僕が見ていて面白いなと思ったのはパーカッションの子たちがフリとかつけて、すごくイキイキして見えたのでやってみたいなと思いました。マラカスとかシェイカーとかかっこよく振りたいですね。「そのマラカスの振り方違うよ!」とか言ってみたい(笑)。そういうけんかとか青春ですよね。
――「We are Sneaker Ages」に出場していたチームの皆さんに伝えたいことはありますか?
三戸:頑張ってきたことは絶対に無駄にならないと思うので、賞が取れなかった子たちもこの経験を生かして、前を向いて強く生きて大人になっていってほしいと思います。
ヒャダイン:毎日一緒にいて、1つの夢にすごい熱量で頑張り合える仲間っていうのは、本当に一生モノの友達になると思います。多分これから、それぞれ大学に行ったり、就職をしたり、どんどん道が別れていって、今の仲間とは異なる人生を歩んでいくことになると思います。
だから、今のうちに連絡先のバックアップは何重にもして取っておいてください(笑)。困ったときや道に迷ったときは、一緒に頑張った仲間からとてつもないパワーをもらえると思います。あのとき一緒に乗り越えた壁、乗り越えられなかった壁を共有できることの力は、ものすごいものだと思います。
――この番組はどんな人に見てもらいたいですか?
三戸:自分みたいな青春を忘れてしまった大人たちに見てもらいたいですね。
ヒャダイン:毎日に刺激がないぁと思っている人に見てもらいたいです。番組の放送は祝日なので「祝日なのになんもやることねぇなぁ、今日もまた何となく1日が過ぎていくなぁ」と思っている人に見てもらいたいです。なにかしら気付きがあると思います。
――最後に番組PRをお願いします。
三戸:音楽好きな人にももちろん見てほしいですし、音楽にそこまで興味がなくても、それぞれの青春時代を思い出せるので、ぜひ見てください。この番組が、視聴者のミライへのキッカケになればいいなと思います。
ヒャダイン:やっぱり、まだ軽音楽部といえばチャラいだとかのイメージを持たれている方もいるかと思います。そんな偏見を持っている人こそ、ぜひ見てもらいたいです。
髪が茶色かったり、ピアスを開けていたり、そんな若者にも青春があって、それは誰にも恥じるものではなく、誇れるものだということをこの番組が証明しています。
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