――母親・田崎恭子役のかとうかず子さんはどのような印象ですか?また、共演シーンでは何か打ち合わせをしましたか?
かとうさんの印象は、ヒマワリのような方だなと思いました。衣装合わせで初めてお会いした時にごあいさつさせていただいたのですが、かとうさんは、その時、とっても自然体で、僕は温かい光に包まれた感覚になりました。
撮影初日が、家族会議のシーンで、唯一家族全員が集まるシーンだったのですが、その時も、かとうさんはあいさつの時と変わらず自然体で僕ら子供たちとコミュニケーションをとってくださいました。そのおかげで、すごく場が温かい空気になり、田村監督、かとうさん、僕ら子どもたちとのシーンの打ち合わせもでき、ギクシャクしている家族の空気感が出せたかなと思います。
――赤木さんから見た母・恭子、弟・拓人(田本清嵐)、妹・由衣(天野はな)はそれぞれどのようなキャラクター?
恭子は、愛あるムチの持ち主、拓人は冷静、クレバー、そして由衣は優しくて、誰よりも家族思い。性格はバラバラかもしれませんが、「田崎眼鏡を残したい!」という思いは一緒だと思います。ただ、それを実現させるための方法が違うだけで、根っこにある部分は変わらないので、お互い素直に表現できないもどかしさが有りますが、それぞれの根っこに愛があるなと感じました。
――ほか、出演者や監督とのエピソードがあれば教えてください。
監督とのエピソードは、僕の掛けていた眼鏡が直しても直しても、すぐにずれてしまっていたので、監督から「明良、(顔に眼鏡を)接着剤でくっつけちゃえば!」と言われて、「え、そしたら僕この先ずっと明良ですか!?」と話したことです。
あと、衣装合わせの時、明良が出る最初のシーンで着用してる衣装を着て出てきたら、田村監督が「よし、(サタデーナイトフィーバーの)ジョン・トラボルタ、決まり!」って、その後、その衣装を着るたびに、監督からジョン・トラボルタと言われるので恥ずかしかったです。
――「相棒season16」にも出演されていましたが、その当時と比べ「相棒season19」の水谷豊さんと反町隆史さんに変化はありましたか?
さらに相棒感が増した感じがしました! 「相棒season16」出演後も、テレビで拝見してましたが、実際に改めて今回お会いさせていただき、お二人並ばれただけで、“ドーーーーーーーーーーーーーン”って圧倒されました!(笑)。
――水谷さんと反町さんとは休憩中にどのような話をされましたか?
休憩中ではないのですが、謎解きのシーンの撮影時、ドライリハーサルが終わった後に、明良のシーンがもっと良くなるよう、お話させていただき、アドバイスもいただきました。「あれ?おい、これめっちゃありがたい光景だぞ!」となり、感動が押し寄せました。そのシーンも見ものです!
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