――劇中では、高校生たちが戦国時代にタイムスリップしますが、皆さんはどの時代に行ってみたいですか?
鈴木:「ブレイブ」を撮影する前に行って、またこのメンバーで一緒に撮りたい。
新田:最高だろうね。
鈴木:撮影が早く終わったらみんなでご飯を食べに行ったり、撮影の合間に雑談したり。あの頃に戻りたいですね。
濱田:僕も今の20歳のまま「ブレイブ」の撮影前に戻りたいです。あの頃はまだ未成年だったので、みんなとご飯を食べに行っても先に帰らないといけなかったんです。だから、共演者の皆さんとお酒を飲みに行きたいです。
渡邊:僕は、両親の出会いの場に立ち合いたい。
山崎:えっ、なんで?
渡邊:僕の今の年齢ぐらいなんですよね、二人が出会ったのは。だから、その場にいて、どんな価値観を持って生きていたのかを知りたい。今のところ両親と似ている部分が自分には見つからないので興味があります。
山崎:私は旧石器時代に行って、いろいろなことを教えてあげたい。できれば、仲間とかを引き連れて村の長みたいになって人間の進化を早めたいです。
あ、でもそれだと未来が変わっちゃうのかな? それは嫌だから遠くから見ているだけでいいです。もし、争い事が始まったら「やめなさい!」って止めます。
鈴木:止まるかなぁ、それだけで(笑)。
草野:僕は役者を目指し始めた20歳の時に戻りたい。まっけんは知っていると思うんですけど、諦める癖がすごいんですよ。何でもかんでも困難にぶつかると、そこから逃げていたんです。
でも、今は助けてくれる友達がたくさんいる。20歳の頃の自分に、そのまま続けていればすてきな作品と仲間に会えるよと伝えてあげたいです。
新田:何千年後の未来に行ってみたいですね。まだ地球があるのか知りたい。もしかしたら火星に住んでいるかもしれないけど、人間は火星の空気に耐えることができないので地下にいるかも。それを確かめてみたいです。
◆取材・文=月山武桜
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