ロバート・秋山竜次扮(ふん)する最先端のクリエイターにインタビューする「クリエイターズ・ファイル」。今回はビジネスシーンの最前線で活躍するクリエイター、ナグモ・トモ氏(39)にスポットを当てた。ナグモの存在がコンペの勝率を大きく左右すると話題になり、うわさを聞きつけたビジネスマンから引く手あまただという。ビジネスを成功に導く、独特のクリエイティビティーの秘密に迫った。
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──先ほど、株式会社チュロスプランニングさんと広告代理店スパークリングブレインさんのミーティングも見させていただいたのですが、見事に存在感を発揮していましたね。
ナグモ氏「僕は何もやってないですよ。あ、でも、そう言われるのはうれしいっすね。ああいう大事なミーティングに貢献できて」
──今回はどういう経緯でお仕事を引き受けられたのですか?
ナグモ氏「1週間ほど前だったけな。チュロスさんからどうしても契約を勝ち取りたいコンペがあるから、オンラインミーティングに同席してほしいとSNSにDMが来たんです。スパークリングブレインは広告会社の中でも大手だから、僕の力が、というか存在が必要だったのかも。お役に立てて何よりです(笑)」
──具体的にはどういうミーティングだったんですか?
ナグモ氏「細かくは分かんないんですけど、町おこし的なプランを決める的なことでしょ?」
──チュロスプランニングの方にお話を伺ったところ、元馬町に若者を呼び寄せるプランのコンペで、無事契約を勝ち取ったそうですね。
ナグモ氏「そうなんだ。それはそれはよかったね、と。むしろこれからがあなた方の力の見せどころですよ、と」
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