今作では「森のくまさん」や「かえるの合唱」など、童謡が効果的に使われており、虹ノ村のどこかノスタルジック雰囲気にマッチしている。
虹ノ村の人々が歌った「にじ」は、新沢としひこ作詞、中川ひろたか作曲の歌。雨が上がって虹がかかった空を見上げてみれば「きっと明日はいい天気」になるよという、前向きな歌詞と、子どもも口ずさめる優しい曲調で、30年以上愛されてきた。
「いろいろあった毎日だけど、新生活もきっと楽しくなる」というメッセージ性から卒園式や卒業式で歌われることも多く、春には毎年、子どもが歌う動画や感動した保護者が「にじ」の話題をSNSに投稿することも多い。
高畑、北村、井浦の「にじいろカルテ」キャスト3人が歌うYouTube動画「#にじうたってみた」も2月26日現在、191万回再生されており大人気だ。「何度も何度も聴いちゃうな」「世界一平和な動画だと思った」「幼稚園の卒園式で歌って今でも歌える大好きな歌」など、聴く者の心を癒やしている。
第7話は3月4日(木)放送。まだら認知症を抱える雪乃(安達祐実)は、定期健診で突如自分の年齢を答えることができなくなる。覚悟していた瞬間がまたやってきた、と真空は姿勢を正し、晴信(眞島秀和)から託されていたノートの記録を雪乃に説明する。
症状が出始めてから何も思い出せなくなるまで約10日…その事実に、不安そうに瞳を揺らしながらも平静を装う雪乃を、真空は気分転換に「一緒に往診に行きませんか」と誘う。
朔、太陽と共に佐和子(水野久美)の家を訪れる真空と雪乃。そこで雪乃は、1枚の婚礼写真を見つける。虹ノ村に古くから伝わる伝統的な婚礼のことを知った真空は、結婚式の記憶がない雪乃の心中を察して雪乃と晴信の結婚式を提案する。
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