堀田真由、ドラマ初主演!代理母出産やLGBTに向き合う主人公を熱演

2021/02/27 05:00 配信

ドラマ

ドラマ初主演を務める堀田真由(C)フジテレビ

堀田真由コメント


――ヤンシナ大賞受賞ドラマの主演に決まった時は、どのようなお気持ちでしたか。

作品を読み脚本に引かれたので、このドラマの主演に選んでいただいたことをうれしく思います。以前から女性だからできる表現や、まだ知られていないようなことを演じてみたいと思っていましたので、目標が一つかないました。自分ではない役を演じるのはどの作品も難しいのですが、今回は自分の周りにいない人物像ですし、子供を産んだ経験もないので、大きな挑戦になります。

前回のヤンシナ受賞作品ドラマもリアルタイムで見ていたので、毎年ドラマ化するこの賞を今年は自分が演じるのだなと思い、その名に恥じぬような作品にスタッフのみなさんと一緒に丁寧に仕上げていきたいと思います。

――台本を読んでどう思いましたか。

代理母出産は聞いた事がありましたが、“サロガシー”という言葉を初めて知りました。社会的なテーマですし、サロガシーというワードでどこか難しいと感じるかもしれませんが、一つの家族の形であり、誰かの希望になるような優しい話だと感じました。このドラマを見た方が、どこか目をそむけていた世界に興味を持ち、考えるきっかけになり、選択肢が広がれば良いなと思います。そしてその選択が世の中にも受け入れられるよう、多くの人に知ってもらう機会として、今、この題材を演じることが大事なのだと思います。

――“サロガシー”についてどう思いますか。

サロガシーというのも決断の一つ。同性愛者だけでなく、結婚し子供が持てない夫婦など色々な形があるけれど、子供を持ちたいと願う気持ちはすてきだと思います。「これは私の望みでもある」という主人公のせりふがあるのですが、誰かの意見ではなく自分で選択し前向きに生きる決断です。情報も限られていますし万人が肯定的な意見になるのは難しいですが、まずは、サロガシーという言葉を知るだけでもすごく大きな一歩になると思います。いつかそういう方の決断が「そういう選択したんだね~」と普通に言えるような優しい世の中になればいいなと思います。