こだわりのチェロを作り上げた遊くんの心に芽生えたのは、一流の演奏家に自分の作った楽器の音色を聞いてもらいたいという願望。自分で作ったチェロはプロの世界でも通用するものなのか、一流奏者に厳しい目で審査してほしいという。
「忖度ナシで意見を聞いてみたい」という遊くんの願いをかなえるべく、忙しい仕事の合間を縫ってオファーを受けたのが、世界で活躍するバイオリニスト・葉加瀬。葉加瀬は「チェロを作りたくなるところまでいくのは、かなりスペシャルだよね」と、若い情熱に興味津々。
「14歳だからっていうのはなしで、ちゃんと使える楽器なのかどうか、バイオリニストとして一緒に弾きたくなる音なのかどうかというところで鑑定する」と、“プロとして見る”ことを約束する。
遊くんと対面し、彼がこだわり抜いた自作のチェロを鑑定し始めた葉加瀬はじっくり細部をチェックしていくが、表面に塗られたニスの仕上げを確かめていた葉加瀬に、遊くんは驚くべき秘話を明かす。
それはイチから楽器を自作した博士ちゃんだからこそ体感できた新事実で、聞いた葉加瀬も「すっごー!!」と驚きを隠せない。
さらに、音色を聴いてもらうべく遊くんが自作のチェロを弾きはじめると、葉加瀬のスイッチが入り、魂のレッスンへと移行。遊くんの演奏が、葉加瀬のアドバイスで鮮やかに変化していく。
そんな遊くんに葉加瀬は「面白い男だ!」と賛辞を送る。そして最後に、彼の作ったチェロを葉加瀬が忖度なしでジャッジする。
その他、古くから伝わる郷土玩具を収集・研究する「郷土玩具博士ちゃん」9歳の杉本湊くんも登場。
コロナ禍の今、厄除け祈願のアイテムとして郷土玩具が脚光を浴びているが、湊くんは各地をまわって郷土玩具を集め、大人たちに混じって子どもでただ一人「日本郷土玩具の会」の会員になった小学3年生。
そんな湊くんが「理由を知れば買いたくなる、深過ぎる郷土玩具」について徹底授業。博士ちゃんのプレゼンを見たサンドウィッチマンと芦田愛菜は購入を検討する。
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