――高校生の役でしたが、ご自身の高校生時代の思い出を教えてください。
井上:一番の思い出は文化祭ですかね。お店を出すためにクラスのみんなで前の日から準備するのが楽しかったですね。意外と文化祭当日よりその準備の方が僕は好きです。当日ももちろん楽しいんですけど、学生ならではの思い出かなって思います。
優希:仕事もしていたのであまり高校生らしい青春を送れていなくて。お芝居で制服を着て友達とおしゃべりをしたりすると、なんだか高校生に戻った様で楽しいですね。
高校生活の楽しみと言えば、“購買”のジャージャー麺。すごく人気で、お昼に買いに行くと間に合わないので、業者の人が持ってくる2時限目の終わりが勝負だったことです。少し早めに終わってくれる先生かどうかがすごく大事だったなってことを覚えています(笑)。
――最後に読者へメッセージをお願いします。
井上:10代ならではの悩みや考え、言動に共感できる部分がきっとあると思うんですよね。そこに共感していただきながら春川目線や有海目線で、作品を楽しんでいただけるとうれしいです。また見た方の捉え方でこの作品は全然変わってくるので、それも含めて感じるままに楽しんでいただきたいなと思います。
優希:目の前のことに夢中になって周りが見えなくなるような恋愛は若さならではだと思うんですけど、そういう恋愛って皆さんも一度は経験したことがあるのでは、と思います。だからきっと共感していただける部分もあると思いますし、懐かしいなという気持ちになる方もいると思うので、ぜひいろんな世代の方に見ていただけたらうれしいです。
◆取材・文・撮影=永田正雄
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