タレントの池畑慎之介が、国際的な「耳の日(3月3日)」を前にした3月2日、「フィリップス補聴器 新製品記者発表会」に登壇。「世界一美しいおじいちゃんになりたいと思ってます。まぁ、おじいちゃんかおばあちゃんか分からないけど…」と笑顔を見せた。
聴覚ヘルスケア企業デマンド・ジャパンは、2020年1月よりフィリップスブランドの補聴器「フィリップス ヒアリンク」を販売。Bluetoothによるスマートフォンやタブレット端末などとのIoT接続も実現し、難聴者の聞こえの世界を広げた1年を振り返りながら、初の「AI(人工知能)搭載補聴器」について紹介した。
デビュー53年目、68歳になった池畑は「10年前からステージやコンサートで左耳にイヤモニ(イヤーモニター)を使っているからか、左耳が聞こえづらくなって。友達が自宅に遊びに来ると、『テレビの音、大きくない?』と言われます」と現状を告白。新型コロナ禍では、アクリル板により、さらに聞こえづらくなったと語った。
この日のために実際に行った聴力測定を「初体験なので楽しかったです。年を取ると衰えていくのは自然なことなので、悲痛な感じも全くなくて」と前向きに捉えた池畑。予想以上に良かった測定結果に、「(聞こえづらいと思っていたのは)聞きたい気持ちが強過ぎたのかしら」と笑った。
「でも、合わせてもらった補聴器を使ったら、サシスセソがかなり聞き取りやすくなったし、着けてることを忘れるくらい着け心地がよかった。このまま忘れてシャワー浴びちゃったらどうしよう!」と感想を語り、日常防水は大丈夫と聞いて安心した表情を見せていた。