そんな中、長兵衛が江戸に帰る方法を見つけたと蔵地に知らせる。蔵地は、仙夏にもそのことを伝えようとする長兵衛を止め、仙夏には自分から話すと告げる。
翌日、仙夏の体調は回復し、蔵地たちと朝食を食べる。食卓には、仙夏の好きな豆腐料理が並んでいた。しかし、仙夏はなぜか、豆腐がおいしくないと言って食べようとしない。さらには「あたしの頭に変なものがささってる!」と言って自分の頭からかんざしを引き抜き、投げ捨ててしまう。
江戸に帰れる可能性が見つかった矢先、仙夏に起こった謎の異変。やっと両思いになれた仙夏と蔵地に、別れの危機が訪れる。
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