惣田紗莉渚が二度目となる新橋演舞場での舞台に出演「普段SKE48では絶対経験できないようなことをさせてもらってます」

「私自身も成長していく姿をお芝居の中で見せられたら」

――今回の舞台で、ご自身のアピールしたいところはありますか？

「トリッパ―遊園地」の時は、すごく自分の気持ちを言葉に出せないというか、気持ちはあるんですけど、発することが少ない子の役だったんです。今回は紅羽が、戸塚さん演じる千里丸にも影響を与えて、動かしていくという役なので、「トリッパ―遊園地」ではなかった強さを出していけたらなって思います。

千里丸は紅羽やいろんな人に影響されてだんだん変わっていくんですけど、紅羽自身も千里丸との出会いだったり、物語の中の出来事ですごく変わっていくなって、台本を読んだ時に思ったので、私自身も成長していく姿をお芝居の中で見せられたらなと思います。

――女性アイドルと男性アイドルで違うところはあると思いますが、ジャニーズの方々と共演して勉強になったと思うことはありますか？

最初はやっぱり全然違う世界というか、遠い存在だったんですけど、皆さんすごく気さくな方々で、ずっとニコニコしていらっしゃって。お仕事で忙しくてもいつも明るくて、全てのキャストに同じように接してくださるので、私的にはすごい存在だったんです。

錦織さんもテレビの中のすごい存在だったんですけど、こんなに気さくで優しいんだなって、皆さんいい人たちだなというか。「とにかく自由に、紗莉渚ちゃんの思ったままやっていいんだよ」っていうふうに皆さん言ってくださりますね。

――今作の主演の戸塚さんとはどういうお話をされるんですか？

「体調大丈夫？」「役入ってる？」って声を掛けてくださったりもしますし、シーンの細かなところを話すことが多いですね。「このシーンのこの時、紅羽はこうだったからこう思うんですけど」みたいな。

――戸塚さんのすごいなと思うところはありますか？

本当に自然体なんですけど、稽古場でパッと前に出た瞬間に千里丸になっているところですね。普段、お稽古場にいらっしゃるときはニコニコしてらっしゃるんですけど、ステージ上に出たら本当にその場で、何も意識せずに役に入られているなって。

あと、ダンスを覚えるのがすごく早くて、みんなが1日かけて覚えたことをすぐに覚えていたので、やっぱりそこはさすがだなって思います。