クライマックスまでの鍵を握る!? 「嫌われる勇気」出演、堀井新太を直撃!!

2017/03/02 07:00 配信

ドラマ

香里奈演じる蘭子の弟・悠真を演じる堀井新太(C)フジテレビ

心理学者、アルフレッド・アドラーによる同名ベストセラー小説を原案にした、香里奈主演の刑事ドラマ「嫌われる勇気」(フジ系)。3/2(木)放送の第8話では、香里奈演じる女性刑事・庵堂蘭子の過去が少しずつ明らかになっていく。幼い蘭子が誘拐された理由とは? そして、蘭子の父親の行方は?

大波乱の第8話。物語のカギを握る、蘭子の弟・悠真を演じる堀井新太を直撃した。

――第8話、物語が一気に動き出しますね。

はい。第8話はガラッと展開が変わります。庵堂家の話が中心になるので、なぜ蘭子が子供のころに誘拐されたのか、その謎も徐々に明らかになっていきます。今後の展開を左右する、見応えのある回になっていると思いますね。

――中でも注目のシーンは?

僕が演じる悠真とお姉ちゃんの蘭子が語り合うシーンがあるんですけど、そこは注目してほしいですね。お父さんの失踪の理由にもつながっていく大切なシーンなので。

――悠真に殺人容疑がかけられる場面もあるとか…。

そうなんですよ。僕が本当は犯人なのか、それともそうじゃないのか、そこも楽しみにしていただきたいですね。

――悠真は蘭子の弟ということ以外、まだミステリアスな部分が多いですよね。

はい。なので、役作りではいい人なのかな? 悪い人なのかな? もしかして犯人?というように、視聴者の方にいろいろな想像を掻き立ててもらえるような芝居を心がけました。でも、難しかったですね。いろんな伏線が張ってある作品だから、一概にこれが正解だよねっていう答えがなかなか見つからなくて。監督と話し合いながら、悠真を作っていきました。

――撮影現場の雰囲気はいかがですか?

すごく楽しですよ! 僕は5話からの出演だったので、既にチームワークができあがっている現場に入っていくのは少し緊張したんですけど…。皆さん、温かく迎えてくれました。香里奈さんは待ち時間に「好きな食べ物は何?」って何げない質問をしてくれたり、僕が現場になじみやすいようすごく気遣ってくれるんです。本当のお姉ちゃんみたいな存在ですね。僕がピーピーピーピーしゃべっていると(笑)、いつも香里奈さんがツッコんでくれるんです。最近は香里奈さんと加藤(シゲアキ)さんと僕の3人で「花粉症対策どうしてる?」とか、他愛もない話で盛り上がっています。加藤さんもすごく優しい方なんですよ。加藤さんには、僕から質問をすることもあります。

――どんな質問をするんですか?

「歌って踊るのはやっぱり大変ですか?」とか(笑)。この前、NEWSの皆さんが音楽番組で歌っているのを見て、あらためてすごいなって思って、つい聞いてみたくなっちゃったんです(笑)。加藤さんにも笑われちゃいました(笑)。

――タイトルの「嫌われる勇気」は他者の評価を気にせず、自分が信じることを貫くというという意味。堀井さん自身は「嫌われる勇気」持っていますか?

持っていたいですけど、実際は難しいですね~。実は僕、人の評価をすごく気にしちゃうタイプなんですよ。なので、蘭子のように周りの目を気にしない生き方っていうのはすごくカッコいいと思うし、理想。憧れますね。僕、以前からイチロー選手の「第三者の評価を気にした生き方はしたくない」っていう言葉がすごく好きで、こんな生き方がしたいなってずっと思っていたんですよ。考えてみたら、これもまさに「嫌われる勇気」なんですよね。今はまだ難しいけど、いつか他人のことを気にせずに、自分が納得できる生き方ができる人になれたらいいなって思います。

――最後に第8話~最終回までの見所をあらためて教えてください。

とにかく8話からは展開が早いです! 台本を最終話まで読ませてもらったんですけど。ものすごい展開になっていて、先が読めない。第8話で蘭子を誘拐した犯人のしっぽをつかめるんですよ。その犯人が誰なのかっていうのは、すごく気になると思います。なので、皆さん犯人を当ててみてください。

――ちなみに、堀井さんの犯人予想は当たりました?

全く分かりませんでした(笑)。犯人が分かった瞬間、えー!!って(笑)。波乱のクライマックス、みなさんも是非惑わされてみてください!(笑) そして、大文字先生(椎名桔平)の名言もまだまだたくさん登場します。僕、大文字先生の言葉を聞いていると、ハッとすることが多くて。自然と元気が出てくるんですよね。なので皆さんも大文字先生の言葉を最後まで聞いて、金曜日の仕事や私生活を頑張って乗り切る活力にしてください(笑)。