松田優作のトークイベントに“なりきり松田優作”が大集結!?

2009/11/03 19:51 配信

芸能一般

松田優作の仮装をしたファンと記念撮影した、くりぃむしちゅー・上田晋也、松田美由紀、丸山昇一(左から)

スカパー!では、11月に「松田優作特集」として、'89年に亡くなった俳優・松田優作の出演作24作品を放送。それに合わせ、トークイベントが10月29日、都内で開催され、くりぃむしちゅー・上田晋也、脚本家の丸山昇一、女優の松田美由紀、松田優作の仮装をしたファンが集まった。

「松田優作特集」は、松田優作初のドキュメンタリー映画「SOUL RED 松田優作」を記念したもの。松田優作が出演したTVドラマや映画を24作品放送し、そのうちの18作品はハイビジョンで放送される。

熱狂的な松田優作ファンだという上田は「3歳のころに“太陽にほえろ!”のジーパン刑事の殉職シーンを見てから好きになりました。“将来ジーパンになる!”っておふくろに言ったら、『いや、それ無理よ』っていう冷静な返しを受けたのが、僕の一番古い(松田優作の)記憶です」とファンになったきっかけを語った。

「SOUL RED 松田優作」でエグゼクティブ・プロデューサーを務めた松田美由紀は、10年前からこの作品を作ることが願いだったそうで、「資料がほとんどなかったです。映像の資料というのは、優作の時代はメーキングを撮らない時代だったんです。当時はまだ、フィルムを切ってつなぐ作業をしていたので、実際に使われるもの以外は捨ててしまうんです」と制作に当たっての苦労を明かした。

最後に、松田美由紀は「優作とかかわってきて“頑張れば必ず答えがある”ということを教えられました。優作のストイックさは、“なぜそんなに頑張るの?”というものだったんですけど、だからこそ亡くなって20年たっても、たくさんの方たちに見ていただける。万が一、誰も見てくれなくても自分自身が変わる。自分自身が変われば自信がつく。それが優作からもらった一番大きなものです。私はこれからも表現者としていろいろと頑張っていきたいと思います」とあいさつした。